FC2ブログ

ニートが頑張るブログ

ニートが現実逃避するために創作活動など色々とカオスに頑張ってみる
ニートが頑張るブログ TOP  >  駄文 >  リアリティVSビリーバビリティ

リアリティVSビリーバビリティ


ちょっと、
多分、今までで1番ありえないくらい 頭の悪い、恥ずかしい文章を載せてみようかと思う。
新機軸なレベルで酷いぞ。


どういう類いの文章かというと、
まぁ「ある種のブログ」でよくある、
二人のキャラクターの、顔のアイコンとかを使って、
会話だけを並べて、なんかを主張するような、 そういうタイプの文章である。




まぁ、「ネーム」みたいなもんである。



自分の中で、漫画書くだの、漫画の原作考えるだのは、
ほぼありえない夢であるところなんだけど、

それでも、頭の中で、「キャラクター同士の掛け合い」みたいなモノを考えてしまう、ということは、ある。

(多分↑この現象自体は、やったことがある人も案外多いのではないか?)
(頭の中で、キャラ数人を喋らせて、架空の「1シーン」を考えてしまう、妄想)


で、そういう妄想、 妄想ネームというのがまぁ実はいくつかあるのだが、
そんなかで1番マシなもの、
それをそのまま貼り付けたらどうなるか、という実験である。




まぁとにかく、漫画の原案、ネーム、てかセリフだけ、スクリプト、
そういうものと思って読んでくれればいい。



 


どっかの公園。

二人の男が対峙している。



一人は、筋骨隆々の大男、 (大男は、北斗の拳に出てきそうなトゲトゲのアーマーとか、着ている)

もう一人は、なんかラノベアニメに出てきそうな、ヒョロヒョロの優男。

とにかく何か知らんけど、この二人がこれから戦うらしい。





フッフッフ
貴様のようなひよっこが、この私に勝てると思うのか?



ああ思うね


何!?


むしろ、アンタのほうが完全に負けフラグが立ってるじゃないか?



何だと!?何故そうなるのだ?



だって、読者の皆がそう感じてるはずだぜ?

アンタみたいな、いかにも「噛ませ犬」みたいなムキムキマッチョは、
オレのような全く筋トレもしてなさそうな男に
スピードとか、技とか、まぁそういうなんやかんやで負けるのが、王道じゃないか。

いや、下手すりゃ、ワンパンで倒されてる、というのもあるな。



何を!こしゃくな!

そんなのはなぁ、俺に言わせれば、「画力不足」が産んだ勘違いなんだよ!



な何?
「画力不足」とはどういうことだ?


こういうことだ!


ここで一気に画力があがる。


それまで、永井豪くらいの、「一昔前」みたいなタッチだった筋肉の描写が、
「タフ」とか、「喧嘩稼業」くらいのリアル路線にアップする。

本当に、筋肉が強そうに見える。



ううっ


どうだみたか。


このリアルな質感の筋肉美を前にして、本当にまだ、「優男が筋肉むきむきのマッチョに勝つのが当然」などと、ほざけるかな?

つまりはそういうことだ。

「優男がムキムキマッチョに勝てる」などというクリシェは、所詮、
画力不足、リアリティ不足 が産んだ、まやかしにすぎなかったのだよ!



ぐぬぬ・・・!
い、いや、それは違うぞ。

優男が、筋肉ムキムキまっちょを倒すのは、画力だけの問題ではないはずだ!


それは、「意外性」の問題だ!

考えてもみろ、お前のようなムキムキマッチョが、オレのような優男を倒したとして、それで何が面白いんだ?
当たり前すぎるだろぉ??

それじゃあ面白くないんだよ。

それじゃ「意外性」がないんだよ!


そこが1番重要なんだ! 

だからこそ、やはり、貴様のようなムキムキマッチョは、噛ませとしてオレにやられなければいけないんだ!!!



ぐぬぬ

い、いや、それならばどうなんだ。

貴様はさっき、「王道」「定番」「負けフラグ」などと言っていたな?

だったら、それこそ、お前のような優男が、俺のようなムキムキマッチョを倒すのは、それこそ「よくあるパターン」というやつではないのか?


もう、お前のような奴が俺を倒した所で、意外性なんか「逆に」無いはずだ!

やはり、お前みたいな雑魚を、私の強力な筋肉が正しく打ち破ってこそ、「リアリズム志向」とかなんとかで面白くもなるはずなのだ!

いいかげん諦めて、俺様のリアルな筋肉の前に滅び去ればいいのだ!!



うぐっ・・・

なるほどつまりこれは、
「リアリティ」、「ロマン」の戦い、ということだな。



うぉおおおおお

・・・
ようやく殴り合う二人。

優男の拳が、ムキムキマッチョのトゲトゲの装甲にささる。



グッ だがこれしきの怪我・・・!


フッ終わったな


何を?まだまだやれる筈・・・!



ワシの画力(リアリティ)が、これで100%だと思って殴ってきた、貴様の負けだ!
 (ところでさっきから大男の方の一人称が安定しないのは気にするな)


ここで更に画力が上がって、キャラ描写が 写真みたいになる。

ムキムキマッチョが着ていた、トゲトゲのアーマー、更にリアルな描写になる。

優男の手の怪我、
さっきまでは「ジョジョ」とかのような、割りとテキトーな、サインペンで引いたような流血表現だったが、

なんかもう、リアルすぎて、モザイクでも入れないと見てられないくらいの、ブラクラレベルの怪我の描写になる。



ぐあああああ 痛すぎるううううう


フッフッフッ、
さっきまでの描写程度なら、まだ、「気合」だとか「気力をふりしぼれば」とか「命がけで殴れば」とか、ほざけだだろうが、

そこまでの描写になると、流石にそのようなことも言ってられなくなったようだな。

痛いものは痛いのだ。

そして痛みの描写がリアルであればあるほど、お前は身動きがとれなくなる。


つまりはそういうことだ。

貴様が言う「ビリーバビリティ」「ロマン」「気合」「ガッツ」だのなんだの、
それも結局、「画力不足」「描写不足」「リアリティ不足」のおかげで成立していただけの幻想だったということだ!!


その怪我では動けまい! それこそが絶対に正しい現実の姿なのだ!!

さぁ負けを認めろ!



うぅ、すべては奴の言う通りなのか?


ビリーバビリティは、ロマンは、
圧倒的リアリティの前には、勝てないのか・・・?


いや、まだ方法はあるはず!



・・・・
ふふふふふ・・・・


何が可笑しい?
痛みで頭がおかしくなったか?


・・・ふふふふふ
貴様、貴様のリアリティはその程度か?



何?



そんなにリアリティが大事なら、もっともっとリアリティを上げてみたらどうだ?
そこで100%ということもないのだろう? 貴様の限界を見せてみろ!



あ、ああ、あげようと思えばもっと上げられるぞ

そら!



はうあ?



カメラが一気に引く。

視界が広がる。

ここで背景のアートワークが、闇金ウシジマくんレベルの 実写取り込み みたいな描写になる。



そこで分かることは、平日昼間に 公園で、なんか分からんけど 男二人が 微妙な距離で対峙して、なんかくっちゃべっている、
なんか、出来の悪いTVドラマのような? 素人が撮影したような自主制作映像のような? 

それは それは 糞ださい、図であった。


このようなリアルすぎる現実の背景の中で、筋肉丸出しの、北斗の拳のような格好をしている大男の姿というのは、
とてつもなく場違いな、恥ずかしいものであった。




ぐわああああ??



どうだ、あまりにもリアリティを上げすぎると、
「男二人が公園で喋りながら戦っている」 という 構図そのものがありえなくなっちまうんだよ。


リアルすぎてリアリティがなくなるとは、皮肉なものだな


ぐぬぬ・・・


ムキムキマッチョがうろたる。
ここで一瞬 画力が下がる。 また、よくある漫画っぽい構図になる。




いまだ! くらえ! ビリーバビリティパーンチ!



気合で優男が拳をくりだす

ドゴォ



倒れているムキムキマッチョ



勝った! やはりロマンがリアリティに勝ったんだ!!







・・・というようなイミフな掛け合いをね、 なんかとつぜん寝ながら布団の中で思いついたりするんだよ。


なんなのそれ、なんでそんなのを夜中に考えるの?って感じだけど、まぁ本当に考えたりするんだから仕方がない。

で、案外、考えているウチは自分では面白いので、これはメモっておこう!ということで、
早朝のテンションで、こういうメモを残してたりするわけ。

あとで読むと、本当にシラフでは読めないシロモノだなぁと分かる。


いやでもだ、

それでも、
こんなに恥ずかしい、意味の分からない文章でも、 案外、「漫画のネーム」というのは文章にするとこんなもんなのではないか とも思う。




そして、 実際、 こういう恥ずかしいやりとりを、
そのまま 熱い(ギャグ)バトル漫画として 実際に作品にしてしまうような、「力」「作力」さえあれば

これはこのまま、案外傑作になるのではないか、とも、思うのです。




このスクリプトが、無責任に設定している、
画力・画風が 永井豪風 → タフ風 → 喧嘩商売風 → 闇金ウシジマくん風背景
みたいに変化していく、というスタイルも、

もしもマジに実現できたなら、
こんなこっ恥ずかしいセリフ集も、 あんがいワリと

画期的に笑えるギャグバトル漫画になるかもしれんのですよ。




ていうか、こういうメタいギャグバトル?、 実際に「島本和彦」あたりがこういうのを書きそうだ。 やってそうだ。
そんな感じがする。

既にあったらスマン。


まぁそういうワケですよ。

「じゃあお前がそのまま自分で漫画化してろよ」と思うかもしれないけど、

自分は無理です。 諦めてます。



だからこのネームもどき は、ここに置いておく。

これを面白いと思ってくれた人が、勝手に何らかの使い方をしてくれればいい。
(賞とか獲れ)
 (なんだそれは)


あと、ここに書いてあるセリフのようなことは、実際に自分も考えたりする。


「リアリティ」か「ビリーバビリティ」か、ということは結構言われている。


「ビリーバビリティ」という言葉は、 自分風に訳すならば
「納得力」みたいなもんかとも思う。

(使い方ぜんぜん間違ってるかもしれんけどね、 まぁ間違ってたら差し替えよう)



リアリティがなくても、なんとなく納得がいく展開、 行ってしまう漫画、
そういう力を持っている作品はある。



同じくらいのリアリティラインの作品であろうに、

一方はなにか鼻についたり、
一方は全く超展開が気にならなかったりしたりする。


その差は何か? それが「ビリーバビリティ」ということなんじゃなかろうか。


その正体・・・というのの中に、色んな技巧とかがあるんだろうけど、
もっと別次元のシンプルな部分、更にいうと、
実は「画力不足」「書き込み不足」に起因してるんじゃないか、とも思うのです。


(まさに、ムキムキの人を、ヒョロヒョロの奴が倒すなんてのは、 
 実は、筋肉の書き込みとかが弱いから、薄っぺらい画風だから、納得するだけなんじゃないかなぁ、という疑問)


というか昔の漫画を読んでいると案外思うのがこれなのだ。


これ、別に昔の漫画を馬鹿にしているのではなくて、
むしろ真逆。

昔の漫画は、漫画の書き込み量と、やってることの超展開度合いの、「釣り合い」が取れていた。



だから、なんというか、 例えば、「ブラックジャック」とか読んでても、気にならないのだ。

ブラックジャック内で、
手術の描写や内容がどんなにデタラメだったりしても、 (まぁその他もろもろ色んなとこが案外おかしいのだが)
別にそこで萎えたりしない。


で、
それは別に、著者が神様手塚治虫だから妄信的になってるとかではないと思うのだ。


これって究極的には、 実は 絵のスタイル全体の「ハードルの下げ方」に依っていることなんじゃないかと思うのだ。

手塚治虫が築きあげた、あの全体のスタイル。 (ギャグやパロを、絶妙のタイミングで合間合間にはさむのとかも)




昔の漫画の、テンポの良さ、行間の読ませ方、 全体的に不正確でもOKそうな雰囲気構築、

線の太さ、少なさ、 リアリティの「抑え方」、 背景の水準、(背景を決して頑張らない)、

動作全体のコミカルさ、動作やキャラクターのデフォルメ、ハッタリの効かせ方

・・・
・・・


そういうこと全般が、 その漫画の内容、その漫画のリアリティラインと、一致していた。

だから気にならない。


で多分、

もし仮に今風の漫画の絵で、典型的スタイルで、 

(まぁそもそも 「昔の漫画」、「今風の漫画」という 二元論も極端なんだけどね)
 (でも、「今風の漫画なら、背景はこれくらい書き込むのが当然」、みたいな水準ってあるじゃん)

もしもブラックジャックをそれっぽくリメイクしても、

多分、絶対に、途端に、奇妙に萎える漫画になるのだと思う。


(実際そういうのがあって、ブラックジャックの「他漫画家によるリバイバル」みたいなのに、名作は少ないんじゃなかろうか?失礼な話)
 (つまり、実はブラックジャックを支えていたのは、 「あのノリの軽妙さ」だったのではないだろうか?)
  (「シリアスさ」ではなかったのだ)


・・・まぁ大体そういうこと。

漫画を実写化するとバカみたいに恥ずかしいことになるのとかも、こういうことかもしれん。


アートスタイルの水準が上がると、
ビリーバビリティの要求も上がってしまう。
要求が上がると、それまで平気だった展開が、途端に見てられないくらい恥ずかしくなってしまったりする。



昔の漫画を読んでいて、 
「うわーすっげー面白い、 うわーグイグイ読める 最近の漫画より凄くない? 漫画は絵じゃないよなー」
とか、逆に思ってしまう、あの感じ。 (デビルマンとか銭ゲバとか読もう)


あれは何故起きるのか。



昔の漫画の、 「ポンチ絵感」 (言い方悪いけど)
この「ポンチ絵感」を無くさない、というのが、逆に凄く重要なんじゃないかと思うのですよ。


漫画の絵をリアルにすればするほど、
コマ間の時間の取り方を映像的に映像的にすればするほど、
リアリティが上がって、
漫画の説得力が上がるかというと、 実は逆なことがあるんじゃないか?


絵や、「全体のリアルさを抑える」ということが、実は漫画の説得力としては重要なんじゃないのか?


・・・
なんていうだけのことを、なんか、 長々と語ってみてしまった。


(まぁこんなのは、反進歩的な発想なのかもしれないけどね)
 (昔のマンガのほうが良かった気がするというのは)
  (マンガは進歩してないのか?ということになってくるし)

(昔の名作マンガしか読んでないから、そう思うだけなのかも)



でも
いっぺん、漫画の絵の水準というのを、下げてみた方がいいんじゃないかと思うことがある。


永井豪とか、ジョージ秋山とかを見ていて、そう思う。


(この二人の漫画家さん、 初期の あのクッソシンプルな線の時代のほうが、自分は好きなんです)
(そして、その、荒々しいタッチの頃のほうが、名作が多かったと思うのです)


関連記事
[ 2018/02/19 09:50 ] 駄文 | TB(0) | CM(2)
デフォルメの効いたリアルな絵とファンタジーの組み合わせは少年漫画的ハッタリをするために発展したんじゃないでしょうか
ジョジョとかトリコで「こ…これはナンタラ現象!」とかやるとオトナはオイオイ適当言うなですけど子供はうわー凄えになりますから
キン肉マンと男塾が完成形です
そこは青年漫画だと意識して「リアリティを意識して絵柄を崩す」人は多いです
ベルセルクのパックなんかも近いと思います
ストーリー漫画であそこまで崩しちゃう人なんて少年漫画にはそうそういない(富樫ぐらいかな)
[ 2018/02/19 11:45 ] [ 編集 ]
コメント返信
> 名無し さん


>ジョジョとかトリコで「こ…これはナンタラ現象!」とかやるとオトナはオイオイ適当言うなですけど子供はうわー凄えになりますから


ハッタリが効くか効かないか、
年齢によって印象が全く変わってくるってのはあるでしょうねー。


「全ての年齢層を引っ掛けられる程のハッタリ力」というのを身につけられたら凄そうです。


それでなんか連想してしまったんですが、

ジョジョで言うと、
「タルカスとブラフォード」って、イギリスの歴史に存在なんて別にしないらしいですね。


あれ、デタラメのハッタリなんです。 (メアリー・スチュアートはいるけど)


これを知ったときは、逆に感心しましたね。

自分、今の今まで「史実」だと信じてたよ~と。




> ベルセルクのパックなんかも近いと思います


あ、でも実は自分は、ベルセルクの「栗パック」、あんま好きじゃなかったりしますw


なんか、ベルセルクに関してだけは、ああいう要素、(コメディリリーフというかなんというか)
「要らない」と思っちゃうんですね。

(だから、自分の感想、趣味趣向って勝手だなぁとも、思うのです)



[ 2018/02/20 20:02 ] [ 編集 ]
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

月別カレンダー
11 ≪│2018/12│≫ 01
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -