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エヴァについて書きなぐっておく その3 神経衰弱論


かなり普通の話をします。


前々回の記事は、あんま良くなかったかな、とか思い始めた。

「バカの開き直り」みたいなことが言いたかったはずではないんだ。
そして、考察放棄してるわけでもない。


まぁ究極的な話、「勉強してねーわー」みたいな発言だったかもしれない。
じゃあ全然分かってないかというと、 まぁそこそこには、分かっているつもりなのである。 
 (テスト前に「ぜんぜん勉強してねーわー」って言うやつあるある)


ところで、 今回自分がやってた、「アマプラに英語字幕をつけるアドオンでエヴァを見返す」というのは、
自分的に めちゃ効果的!だったらしい。
なんかすごく、ギリギリのところでエヴァ筋肉がほぐれてきた気がします。

こないだNHKでやったときも ちらっとQ見てたんだけど、その時はあまりエヴァ筋肉戻ってこなかった。

一方この字幕が実に良かった。 結果的に一個一個のセリフを日英じっくり注目するようになったかもしれない。
海外の字幕の微妙さをツッコムのが、元々の目的だったんだけど。

元気少ないね you seem depressed



この辺で ギリギリのところでまたなんか一つ 言っておきたくなった。



てか、Qは、ちゃんと何度も見てたら、分かるように作られてる! そうデザインされてる。

Qは、イミフじゃない。
Qは駄作じゃない。
どんどんわかっていく。

やっぱりQは、面白い!!



ネット上の、「Qはイミフ」という そういう風潮とは戦っていこうと思った。
大体のことは反論できる筈。

このことを改めて 言っておきたくなったのです。



もちろんパッションだけでこれをゴリ押せる人もいます。
うんこちゃんなんかも「Qはおもしれーよ」と言ってくれる側の人で ありがたかった訳ですが、言ってることはパッションですからね。



なんか自分は、多少説得力のあることを言っておきたくなった。



で、今回 「Q、神経衰弱論」 というのに思い至った訳です。
神経衰弱つってもトランプの方です。


エヴァにどうやって食らいついていくか、その心構えの話が、ちょうど出来るようになるかと思った。




エヴァ神経衰弱論。
(最終的には当たり前の話だと分かりますよ)



神経衰弱つってもトランプの方です。
見てて神経がすり減るという意味ではありません。 (まぁ初見はそれでいいんだけど)
(Q初見は、シンジくんとシンクロしてて良いと思う)


なんかこう、英語字幕付きで色んなセリフに細かめに注目することで、改めて、こういうことにハッキリ気づけたんです。





エヴァにおいては、 
「意味不明な新しい単語が突然出てきて、その単語の説明自体は誰もちゃんとしないまま進んでいく」ということが多々あると思いますが、

それでもなんだか自然に分かっていけるように出来てます。


それはなんでか。


2回以上、同じワードが別のシチュエーションで出てくるようになっているから、「情報が繋がる」ようになってるんです。
この感じが、すごいトランプの神経衰弱っぽいなと思った。


神経衰弱
二回めくって、それぞれ場所を覚えておけば、次に来たときに取れるようになっていくんです。


エヴァは
キーワードが二回別の場所で出てることに気づいていたら、 次見返したときにその2つのシーンがつながって、情報を産むように作られてるんです。





まぁ例えばこれ。


L結界密度。


誰もどういう意味かはちゃんと説明しません。 

L結界密度 L containment field

まぁこのセリフは直後にアスカが「リリンが来れるところまで~」とか言ってくれるので、実は相当易しめで、
ニュアンスは自体は、なんとなくすぐ取れると思います。

まぁ、「人間が入れないような場所」 なんだろうなと。


じゃあLはリリンかな?と漠然と思っちゃう。  (まぁ別にそれで大丈夫なんだけど)


でもそうではなかったりする。多分。

それは、別の場所でカヲルくんが、 「ターミナルドグマには リリスの結界が張られてて誰も入っていない」
みたいなことを言ってくれるからです。

リリスの結界  seal of lilith


ここで、 何周かしてると、 「あ、この札と この札は同じこと指してるんだ! 取れるんだ!」 と、 神経衰弱が進むのです。


するといくつか分かってくる。
L結界密度のLは、リリンじゃなくて、リリスなんだと。


まぁこの調子。
だから「自力だけ」でも、 何度も本編を繰り返して見てくだけで、エヴァは理解が進むように作られてるんだと思う。

イミフで、絶対誰もたどり着けないようなイジワル謎をやたらめったらバラまいてるのではない!!ということです。


もう一個。

「神殺し」というワードも、神経衰弱できるように、2回出てきます。



神殺し power to slay gods

「これが神殺しの力、ヴンダー。 まさに希望の光ね」

神殺し deicide

「諦観された神殺しは、私が行います」

(英語字幕、もうちょっと考えてってのは、こういうことですね)



別の人が別の状況で、ボソっと使っていますから、 最初は聞き流しちゃう。 

「同じ札だ」と気づくまでは、情報と情報が繋がらない。 でも一度「同じ札だ」と気づくと、これが拾える。 繋がってくる。
情報が出てくるのです!





ああ、神殺しは、元々、ゼーレの目的だったのか?

ゲンドウの最終目的は、神殺しか?

ヴンダーは、元々神殺しをするための戦艦だったのか?

ヴンダーは、元々ゼーレの、ネルフ側のモノだったか。



・・・
こういう推理が出来るようになってくる。




まぁ、ゲンドウが神を憎んでいる 神に復讐したいのは、 貞エヴァでも分かったことかもしれない。 
(エヴァ2では、どうだったかな)
 (この辺が、昔とった杵柄でエヴァを理解していける点ではある)



で、まぁ神を殺すのが目的なら、ゲンドウ側がインパクトをしたいのも分かるかな、と。
神を殺したいのなら、神を作るか、神に会いに行くかしかない。  

インパクトを起こして、「ガフの扉」の先に乗り込んで行きたいのだろうか? そのためのヴンダーと第13号機だったのかもしれない。


(進化厨のゼーレがインパクト厨なのは、すっと分かると思うのですよ) (それはカヲルくんが全部言ってくれてるから)
(でもゲンドウの目的意識は、ちょっと分かりづらい) 
(なんでゼーレに従ってるフリするのか、何故カヲルくんの邪魔をするのか、とか)



ヴンダーが元々ネルフ、ゼーレ側の機体だったのも推理出来るようになるし、
Mark09が元々ヴンダーの主機だったことも、腑に落ちるようになる。

・・・
・・・
・・・


多分、ミサトさんがネルフに反旗を翻すときにヴンダーも奪ったんだろう。

でもヴィレの信条は ネルフのエヴァを全部倒すこと。 多分、アダムス製のエヴァが超危険だと分かっているから。 
だからMark09は盗まなかったか、盗めなかったか、 または逃げられたか したんだろう。


アダムス製のエヴァは、実際能力がヤバい。 

まぁ見ての通り、飛べるし、エネルギー無限っぽいし、(S2機関という言葉は無いが) 変形するし、 
首とんでも平気だし、 全身コアとか、まぁメチャクチャ。 もはや使徒です。



というわけで盗んだは良いが、ヴンダーにはエネルギー源が無い ということになっていたのだろう。


で、初号機を奪う、ということになったのかと思う。 ゼルエル戦後の初号機は、まぁ旧劇で言えば「S2機関取り込み済み」みたいなものだから。 これもエネルギー無限。



・・・
・・・てな感じだと思う。


すると序盤中盤の話の流れと目的意識も、見えてくる。 全体像がつかめるようになってくる、と。




リツコさんがボソっと言う 「神殺し」というワード、
ゲンドウがボソッと言う 「神殺し」というワード、

この2つに気づいていくだけでも、そっから展開して こんだけは推理できるよう、ちゃんと作られてるように思うのですね。


この繋がりから一気に、 ゲンドウ側の目的 と ヴィレ側の目的が、なんかスッキリするようになると思う。


まじで、一つの神経衰弱。 「あ、この札とこの札、同じだから取って良いんだ」 に気づくかどうか だと思うのです。




まぁこんな調子。


「トリガー」もそうですね。

これは、最後のカヲルくんが本当にわかりやすい。

「ぼくが使徒になったからぼくがトリガーだ」 めっちゃ親切!



てか思うのですが、 Qは、カヲルくんの発言全面で信じていいと思ってる。 自分は盲信です。 カヲル盲信で。

するとすっごい、そのままの答えをド直球で言ってくれてることに 気づけていけます。 
 「カヲルくんちょう親切!」って気分になれます。



Qの各陣営のスタンスを説明できるようになれば、もうだいーぶわかりやすいかと思う。


・ゲンドウサイド インパクト起こしたい派 神殺すか神に会いたい派 (どうせユイ関連)

・ゼーレサイド インパクト起こしたい派 進化したい派 神になりたい派 (インフィニティになりたい?) 

・ヴィレサイド インパクトさせねーよ派 世界を直したい派
 




で、ここでカヲルくんが普通にこれらと別だと思うわけです。 これは、自分が思ってること。 自分が信じたいこと。


カヲルくんはゼーレの手先のように言われてるけど、多分、 どう考えてもインパクト派ではない。

カヲルくんはまじで普通にシンジくんの幸せのことしか考えてないと思う。 素で。


一応、「世界を直してあげたい派」なんだけど、ヴィレの手段とも違う。 

「エヴァがロンギヌスとカシウスを手にすれば世界を修復出来る」ということを、確信を持って知っているようです。


(でも槍がロンギ2本じゃーダメなことも分かってる) (だから槍のことと12使徒のことが、今回のゲンドウの工作だったと)



あのタイミングで12使徒を倒したから、第13号機の中でカヲル君は13使徒になってしまった。
それがトリガー。

ゲンドウのせいで、カヲルくんのしたいことは邪魔された。 裏目った。  フォースが起こりかけた。
でもカヲルくんはカヲルくんで、チョーカーを自分に移していたことで、フォースは止められた。



・・・
これが、Qで起こったことですね。



・・・こういう調子だと思ったのです。


こんなことを思ったのが、神経衰弱論。




Qは、初見はまぁ混乱して、情報頭に入ってこないかと思う。 それでいい。 まずはシンジくんの気分を味わうこと。


理論上、二回目以降から神経衰弱が出来るようになっていけると思うけど、まぁとにかく、いつ気付けるかどうかだから。

本当、自力で気づくには何周も必要なんだと思う。

でも「この感じ」が掴めれば、 Qは「自力」でも普通に理解していけるように作られてる気がする。 




分かった人には、分からない人の気持ちは分からなくなってしまうのかもしれない。
「分かっていくためのコツ」の話は、案外誰もしていないんじゃないかと思う。

みんな、自説を展開するばかりで。 



自分がしたいのはむしろちょっと違う、こういう話なわけだ。



エヴァは、この感じ、  

「神経衰弱をしていくんだ」
「神経衰弱していけば分かるように作られてるんだ」

「だから、本編何周もしてるだけで、実はいいんだ!」

「自力で解けるようにできてるんだ!」


ということに気づく・信じるだけでも、全然気分が違うのではないかと思ったのです。


・・・
ということでした。


まぁ、別に「神経衰弱」で例えなくてもよかったかもしれない。


普通に「ピアノ」で例えたほうがエレガントだったかもしれない。



反復練習さ
同じことを何度も繰り返す
自分がいいなって感じられるまでね
それしかない



これこそが「ヱヴァQ」のすべてで、それが庵野監督の狙いだったのかもしれない。





庵野監督的には、 Qは、何度も何度も見てるウチにだんだん掴めて理解していける、 
そういう構造に作ってるつもりだったのだと思います。
実際、そうなっている筈です。


まじで今、庵野監督の気分がエスパーできる気分です。 (エヴァ筋肉温まってきた)



でもまぁ、 客は予想以上にバカだった、ということでいいでしょう。 自分もクソバカです。



自分くらいのエヴァ信者のつもりでも、多分、Qは5回は見ないと、この感覚、掴めないでしょうね。

本当に賢い人なら2週目から神経衰弱をしていける筈ですが、まぁ、なかなかそうはいかん。



5回10回、
なかなかそこまで反復練習は出来ない。


で、途中で 「イミフ」「わかんね」「デタラメ」 と、 ドロップアウトしちゃう。


そういうことかと思います。




というわけでやっぱり今回思いましたが Qはおもしれーよということです。 本当のスルメ映画。



(もちろん今回、「普通な話」しかしていない。 それは、まぁ前回のこともあるから)
(ここで自分がえげつない先鋭化した持論を書いたら、前回言ってたことと矛盾するから)

(「その程度の普通レヴェルのことで、面白いとか言ってんじゃねーよ!」と言われたら、わりとどうしようもない話ではあるんだけど)


で、こっから先の話をするかどうか。
もう間に合わんかね。

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[ 2021/03/07 15:40 ] 痛感想文系 | TB(0) | CM(2)
Qを神経衰弱的に読み解くの面白いですね

Qの面白みと難解さはなんといっても4つ巴の勢力(ゼーレ、ネルフ、ヴィレ、カヲル)のそれぞれの思惑に何も知らないシンジくんと視聴者の僕らが振り回されるところですよね
数回みたくらいじゃ、それぞれの目的がなかなか頭の中で整理がつかない…

あと庵野さんの作品は白々しい取ってつけたような説明が基本無くて、何回も周回して観てもあまり、わざとらしさを感じないというか、嫌にならないのが不思議です
シン・ゴジラのときにも痛感しました
そんな庵野さんの作風がとても好きです
[ 2021/03/08 08:44 ] [ 編集 ]
や、やるなあ
[ 2021/03/10 16:01 ] [ 編集 ]
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