超単純な、おもちゃみたいな腕時計があったら、いいのではないか?自分は 全然外出する気にならない。
いざ出かける必要があることになっても、
精神的準備段階がものすごい必要なのです。
その根源はなんだろうか?
・・・
みたいなことを考えていたら、
案外その答えは
腕時計を持っていないからではないか、 なんてことになった。
自分は腕時計を一個も持ってないのです。
信念とかでなくて、 気がついたら一個も買ったことがない。 ほしいと思ったことが人生で一度もない。
でも、考えてみると、どこかそのことで精神的制限を受けてたような気がするんです。
今から歩いてあそこにいって、買い物して、帰りに、20:30分のJUNKHEADを見る。
ソレは間に合うのだろうか? 合わんのだろうか?
あ、こんな時間だ。 なんか間に合わんかもしれない?
走るのいやだ
今日はもう、やーめとこ・・・そういう気分でやってくしかないのだ。
何事も完全に無手でやるので、なんかすごいソワソワするのだ。
正確な時間が分からない状態でいるということで、案外、行動に制限をうけていたらしい。
勿論、解決方法はあるにはある。
リュックにipadを入れておくだとか pspを入れておくだとかで、一応そいつを取り出せば時間は分かるということにはなる。
でも、いちいちどっかにかがんでゴソゴソやるのは 随分間抜けだし、手間取ることになる。
ああなるほど、腕時計がないと、自分みたいな引きこもりはますます引きこもりなんだなぁと、なんか分かった。
今更気づいた。
(そんな馬鹿いるかよって思うかもしれんが、 本当にいるんだから仕方がない)
(
引きこもりは、腕時計を買いたいと思ったことがないから、引きこもりなんです)
じゃあ結局 腕時計くらい買えよ! ということなのだろうが、
それがすっごく嫌なのだ。
腕時計ってなんなの?普段どこに置いとくの? どっかに引っ掛けて、たらしとくの? それ、変じゃない?腕時計をつけてない間にもあいつがずっとチクタク動いてるということが、すっごい間抜けで無駄な存在に思える。(普通の掛け時計なら分かるんだけど、腕時計はダメ 腕時計だと許せない)
(分かるこの気分? 分かってくれる人何割だ?これ?)
存在自体が罪悪感。 意味がわからない。
電源を落とせる腕時計って無いのか?? ・・・ていうことを考えていると、
自分は、腕時計が電池で動いているということが、そもそも性に合わない、 あいつが嫌いなんだということが見えてきた。
時計を買いたいと思ったことが人生で一度も無かったのは、多分そういうことだ。
高級な時計に憧れるということもなかった。 その気持が分からない。
電池式がいやなら、
じゃあ、身につけて振るだけで充電が完了するような超高級な腕時計を買うかと言うと、当然それだって違う。
普通にイヤだし、なんかずれてる。
じゃあ、100円ショップにあるようなやっすい腕時計を買いたいかというと、そんな気持ちも微塵もない。
安物買いの銭失いだし、 だいたい、そいつの電池が切れたらどうすんだ?
検討もつかない。
100円ショップの腕時計の電池が切れたら、時計屋さんにそれ持っていくのか? 馬鹿みたいだ。 ものすっごい馬鹿みたい。
恥かきそう。大体、安くてすぐ役に立たなくなるモノを買うというのが、なんかヤダ。
だから出来ない。
安くてすぐ使い物にならなくなる時計も、高い時計も、 どっちも自分の選択肢じゃないことが、見えてきた。「自分がほしいと思うような腕時計像」がどのようなものか を説明してやりたい。
それは、 完全にアナログで、電源不要な存在です。
じゃあ動力は、ぜんまいじかけみたいなもんです。
でもすごくシンプルでチープで、おもちゃみたいなやつのほうが良いです。
ちょっと出かける前に、ゼンマイ巻いて、 そんで時計を合わせるんです。
するとまぁ、半日くらいは時間が確認できるようになる。そういう、「完全におもちゃみたいな仕組みの腕時計」というモノがあったら、 自分の要望を完全に満たせると思いました。
電池不要、かつ、必要なときだけ動く。 そして、安い。
超シンプル、 そんで、頑丈で長持ち。
これがすごい重要ですね。
ゼンマイ式で、半日ですぐ動かなくなったり、時間ずれまくりくらいのモンでいいのです。そこに正確性は全然必要ないんです。
秒針いらないくらいだと思います。 下手すりゃ分針もいらないです。
それくらいのぜんまい仕掛けの時計を、今の技術の中で作ってくれれば良いんです。
でも、実際は、ゼンマイ式時計つっても、高級そうなもんしかない。
これがすごいおかしいと思うのです!!
「手巻き時計」とかってそんな気取ってるわけじゃない。
あくまで、
たまの外出に、「数時間付き合ってくれるだけのおもちゃ」 そういう位置づけであってくれたらいいんです。
精巧さとか全くいらんのです。
そうしたら、それこそ100円ショップで十分売れるような商品になる気がするんだけど、
そういうモノは売ってないのでしょうか??手巻き時計のほうが高級ってのはなんかがおかしいと思います。
なんで一万円超えるのがデフォみたいになってんだよ。
高性能やめろ! ゼンマイまいて、半日! アバウトでいいから、時間がある程度分かる そういうコンセプトの時計をなんで作らない??今の技術でそんなもんなら、絶対簡単に作れるはず。
誤差が数年で数ミリ秒とか、そんなん誰が気にすんだ!
あと
映画館はでっかい時計をわかりやすいところに置いとけ!と定期的に思います。
腕時計を一個も持っていない引きこもりの意見です。
(この感覚、誰も分かってくれんかなぁ流石に)
(
おもちゃみたいなシンプルさで チープだけど頑丈、一度買ったら「一生モン」、
電源不要な、半日分だけの時計、 たまの外出なら完全に用をなす このコンセプトが、良いと思うけどなぁ)
(
「不正確だけど、おもちゃとしては頑丈で信頼性がある」っていうところが、ロマンだと思うんだけどなぁ???)
(
ゼンマイまけばいつでも再び動きだすぞ!!っていうところ、そこが最高だと思う)
(ここがちょっとずれると、もう違うんだよ 100円ショップの腕時計なんか自分でも買わんし つまり電池ダメ絶対)
(コロナで、外出がレアになった今なら、こういうモノこそ欲しいという気持ち、分かってくれる人、増えんか?)
(腕時計なんてずっとつけてるもんじゃないんだよ)
(電源嫌悪感というのも、分かってくれんかなぁ?)
(腕時計が電気で動いてるというのがすっごい嫌だ この感じ) (病気か?)
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>>(引きこもりは、腕時計を買いたいと思ったことがないから、
引きこもりなんです)
>>高級な時計に憧れるということもなかった。 その気持が分からない。
俺が読んでいる他のブログの方も、
同じようなことを書いていたのを思い出しました。
偶然の一致なのかも知れないですが、興味深いですね。
まぁ、一応俺の事も書いておくならば、今の腕時計は約8年間使ってます。
なんだかんだ言って、仕事の関係であった方が有利ですので、
手放せない感じです。
高級ブランド品ではないですし、表面に傷が付いてますし、
かと言って予備のモノも無いです。一本だけでやってます。
二回ほどベルトが壊れましたが、その度に修理してもらいました。
コロナ禍の以前から、外出先から帰って来る度に、
アルコールウエットティッシュで拭いて消毒してやるのが日課です。
そして、俺はあの腕時計のことを、大げさな表現かも知れませんが、
良い時も悪い時も、一緒の時を過ごしてきた、
左手首にいる相棒だと思っています。
話を戻しますが、今の時代は、
無理に腕時計なんかする必要性は全然無いと思います。
在宅ワークやリモートワークの普及もあって、
ラフな格好で出来る仕事も増えていますし、
時間を確認するだけならスマホや、そこら辺にある時計で十分ですし。
となると、見栄えの良い「腕時計」とか「革靴」とかって、
こう言ってはなんですが、
前時代的な仕事のできる「社会人」、「ビジネスマン」、
「サラリーマン」、「男らしい男」とかを象徴するアイテムなんでしょうね。
アクセサリーっていうか勲章っていうか、武装の一部っていうか。
それらが段々とランクアップしたり、種類を増やしていくと、
「ネクタイ」に「スーツ」だとか、「カバン」だとか、
土地付き庭付き車庫付き一戸建ての「マイホーム」や、
そこに収まる「マイカー」。
家の外に確保しておきたいのはセンスのいい「行きつけのお店」、
そこに連れていけるような親しい「友人知人」。
そして何より、出来の良い「嫁さん」に、
可愛い「子供」に、大きな「ペットの犬」と続き……。
結局、腕時計なんてのは、社会の中で戦って、
居場所を勝ち得た男の人生を飾り立てる為の、
そういった「アクセサリー」や、
「トロフィー」の一種に過ぎないのかも知れませんね。
ま、俺は社会の敗残者なんで、あの腕時計だけあれば十分ですよ。