ニートが頑張るブログ

ニートが現実逃避するために創作活動など色々とカオスに頑張ってみる
ニートが頑張るブログ TOP  >  ゲームプレイ話 >  LIMBOについて

LIMBOについて

あと、「死んじゃいられない」も取れたので、
続きは「LIMBO」の感想文です。

墓場

それにしてもなんか最近墓場ばっかり貼ってる気がする。
主人公の墓場ですね。



 
  

LIMBOをやって思ったこと 色々られつ

◆LIMBOのジャンプについて

LIMBOのジャンプに文句を言っている人をたまに見たりする。
確かにLIMBOの少年は、
ジャンプをしたあとは一切の操作入力を受け付けなかったりする。
右にジャンプしたらそのまま、垂直ジャンプしたらそのまま、という感じだ。

DMC1のダンテさんのジャンプもそうだ)


最近のゲームでは、ジャンプをしたあとでも
慣性を無視して空中で方向を多少変えることができるのは当たり前になっている。

そういう意味じゃ、LIMBOの操作性は悪いと言えるかもしれない。


だが、本当にジックリとプレイしてみれば分かることがある。

LIMBOでは、主人公が何かモノに乗っている状態で
ジャンプをすると、乗っているモノに逆方向の加速がかかるのである。

      人
    ■■■
    ◎  ◎
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


        人
     ← →
  ■■■
  ◎  ◎
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


↑例えばこういうふうにトロッコに乗っている場合、
右にジャンプをしてトロッコを蹴ると、トロッコは左に動くのだ。

ジャンプに限らず、トロッコの上を歩くだけでも
この現象はちゃんと発生する。




つまり、このゲームは完璧に「作用反作用の法則」に則って動いているということ。

だから、もしその上で、
主人公が空中で方向転換できるようにしたら、
幾つかの謎解きが破綻するのだ。

例えば上のトロッコの場合、
トロッコの上で右にジャンプ
 ↓
トロッコ左に動く
 ↓
空中で左に戻る

のループを繰り返せば、
トロッコの上に居ながらにして
トロッコを左に動かし続けることが出来る。

そんなのは現実では不可能なのだ。


だから、
ここまでリアルに物理的な挙動を突き詰めて、
それを謎解きの肝としているゲームで
「ジャンプ後に空中で方向転換できる」なんてことはありえない。
(なにもないところで、なにも蹴らずに慣性を変えることは出来ない)


だから、このゲームの操作性は悪くない。 必然。

擁護完了。



◆「語らぬ美学」について

このゲームはよく、「ダークICO」とか「ICOに似てる」とか言われている気がする。


なんとなく分かる気もするし、
自分も下手すりゃそういうこと言いそうなんだけど、
実は結構違うんじゃないかという気がしてきた。


例えば
「ストーリーや設定について一切語らず、
 プレイヤーの想像に任せるところが似ている」
とかなんとか。

こういうの、絶対違うと思う。

ICOは、設定をかなり緻密に考えられた上で、多くを説明しないのだ。

一方LIMBOに、そんなに練られた設定とか背景とか、あるだろうか?
自分はそんな気が一切しない。

理由も脈絡も一切無く、妹を追うだけ。


なぜ世界が悪意で満ちているのか、
EDはどういう意味なのか、
妹と少年の生死、
スタート地点でハエがたかっていたが・・・


・・・せいぜいそれくらいで、
そんなに色々考察できるような深みがあるとは思えない。

それでも無理に考察をするとしたら、
製作者側がもはや用意してもいないような部分に
勝手に尾ひれをつけて妄想するような考察しか出来ないだろう。


こういうのが、
「用意した上で見せず、探させるか」と、
「最初からアリもしないモノを、何か隠しているように見せかけ、探させるか」
の違いだと思う。


前者は語らぬ美学、
後者はニセモノ。


(LIMBOを後者だと決めつけているわけじゃない
 だが前者では無いだろう。 間違いなく)


Uncertain of his sister’s fate, a boy enters LIMBO


これがLIMBOの全てでしょう。



◆謎解きについて

謎解きはかなり面白かったです。
(死にまくるのも楽しかった。死にゲーは良い)

「これどうすんの?わかんぬぇ~」というのが、
しばらく放置した後にピコーン!と解けるのは、いつだって楽しい。


LIMBOの謎解きには、
別解のようなモノが殆ど無いと思う。

製作者側がこう考えた、こう用意した謎を
それ以外の発想で解こうとしても、大抵死ぬように出来ている。


別解を潰すというのは、パズルゲームとしては重要なのかもしれないけど
自分は結構、別解とか色んな解法があるゲームが好きだったりする。

タイムアタック動画とかで、
自分が思いもよらなかったような短縮法を知ったりするのが好きなのもある。



もう一つ、LIMBOの謎解きの特徴としては、
「非常に手の少ない中での試行錯誤」みたいなとこがある思う。


「あれも動かせる、これも動かせる。
これをこう動かして、こっちをこうしている間にこうしないとダメ~」

みたいなタイプの謎解きは殆どなくて、
「これだけしかギミックが無いんじゃ、もうどうしようもないじゃん!」的な中での
可能性の模索になっている。



ところで、
手が多い中での謎解きと
手が少ない中での謎解き、

一体どっちが難しいだろうか。


自分は、手が多い中での謎解きのほうが難しいと思う。

とくに、「使わないギミック」が目眩ましのように大量に散りばめられている中で、
取捨選択や順列組み合わせをかなり考えないといけないモノ。

ベイグラの最後の方の謎解きとかが、そういうタイプだと思う。
 そういうのはマジでクッソ難しいし、頭がパーンしそうになる)


そうやって考えると、
LIMBOの謎解きは
頭が沸騰するタイプというよりかは、
何をどうしたらいいのか気付くまでがメイン、
そして気づいた瞬間が醍醐味なタイプの謎解きですね。


死にまくるけど、良心的だと思う。



◆「死んじゃいられない」について

一応頑張ったので、これについても書いておこう。

「死んじゃいられない」というのは、
この死にゲーを5回以下のミスで通しでクリアするともらえるトロフィーですね。

割とトロフィー厨の自分だけど、
今まで取ったトロフィーの中で、一番心臓に悪かったと思う。


でも、今となっては割と楽しかったよ。


1周目は普通に死にまくりながらクリア。

2周目は卵を取ったり、チーンを取ったり、苦手場所をおさらいしたり、
とにかくチャプター移動をメインにしつつ、クリア。

3周目はとりあえず一度通しプレイをしてみて、
自分がどこで死にやすいか、どこが安定しないか、苦手場所を分析。

そして練習を重ね、「もうどこだろうと死ぬ要素がねー!!」って気分になってから、
4周目にチャレンジ。


これで獲れましたね。
結局1回死んだけど。
(ラストの重力反転と銃のところでタイミングをミスった)



こういう「〇〇回以内のミスで通しでクリアしろ」とかいうやりこみは
自分の苦手なタイプだと思うし、案外見ないタイプのトロフィーだと思う。

だけどやってみると、
これはこれで面白いですね。
今回、流石に1ミスでクリア出来るとは思っていなかったので
「え?ここまでノーミスじゃん自分!自分すげー!」
「でもここまで調子良かったのに、もしこれでもダメだったらもう嫌になるな。怖い」

そんな気分の一時間の挑戦でした。

割と心臓バクバクになりますよ。
こういうゲーム体験は、なかなか味わえない。


このやりこみは、
自分がRTA走者になったかのような気分になれると思う。

(最終的に、LIMBOは誰もがRTAできるようなゲームだと思うけど)


「自分の苦手場所を洗い出して、
そこを何度も重点的に復習、
そして一発勝負の本番に挑む」


なんかこの一連の流れは、テスト勉強みたいですね。
(なんでゲームで勉強みたいなことしなきゃイカンのかは謎だけど)



◆てきとー

まぁ今回はレビューというよりかは
このゲームに触れて感じたこととかを書いてるだけです。


謎解きの有り様とか、雰囲気ゲーの有り様とか、色々思ったよ。



ところで、
「風ノ旅ビト」が死ぬほど良かったせいなのか
最近PSN配信タイトルの1000円くらいのゲームを漁りたい欲求があります。
(ポイントも余ってるし)


なんか良いのはないか。


気になってるのは、
「Rocketbirds: Hardboiled Chicken」
 (ポイント美味しいです)
「ララ・クロフト アンド ガーディアン オブ ライト」
 (トゥームレイダーなつい)
「マリシアス」
 (なんとなく)
などなど。


他にも
悪い意味で気になっているのは
「DATURA」とか、
「Linger in Shadows」とか。


(結局DATURAって何するゲームよ)



関連記事
[ 2012/05/20 08:59 ] ゲームプレイ話 | TB(0) | CM(2)
C
Limboの考察を書かれているブログをいくつか拝見させていただきましたが、どれも共通しているものがひとつありました
それは「非常に味のある文で綴られている」という点でした(個人的感想でスイマセン)
Limboはこのようなタイトルのために、特に考察が多いような気もしますが
その中でも「実はそこまで深い内容でもない」という意見に行き着くのは少なく、
そしてその答えを出した方の書く考察はどれもより一層面白味がありました。
突然のコメントすいませんでした。
PS.風ノ旅ビトってやっぱり好評価なんですね
[ 2014/03/29 11:26 ] [ 編集 ]
コメント返信
> C さん 


どうもです。
味がある文章ですか、それはありがとうございまする。

でも自分が昔に書いた文章って、
今自分が読むと凄く腹が立ってくるのですよw
(「もっとちゃんと書けよ」って思ってしまいますね)



> その中でも「実はそこまで深い内容でもない」という意見に行き着くのは少なく、
> そしてその答えを出した方の書く考察はどれもより一層面白味がありました。

そうなのですかw

こんな恐れ多いことをことを書いておきながら、怒られなくて良かったです。


でもやっぱり
何かありそうに見えて何もないモノと、
何もないように見えて何か隠しているモノがあると思うのですね。


Limboの考察は、「そこは絶対作者も考えてないよ!」というような
こじつけのようなモノが多かったような気がします。

用意されていないモノを考察しようとした場合
そういうことによく陥ると自分は思っているのです。

[ 2014/04/01 22:35 ] [ 編集 ]
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

月別カレンダー
03 ≪│2017/04│≫ 05
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -