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一ヶ月遅れの自分の中でのヱヴァQまとめ

 
そろそろ
いい加減にちゃんとした「ヱヴァQ」の感想文を書こうと思う。

それが自分にとっての仕事納めである。


1回目は、鳩が豆鉄砲を食ったような、「触感だけ」の文章。
2回目は、「エヴァはナウシカだ!」とか、「突然発狂しだしただけ」の文章。


3回目の今回、ようやく落ち着いて、色々と自分の考えをまとめていこうと思う。


「お前がそう思うんならそうなんだろう、お前ん中ではな」って感じの
どうしようもない文章がロクな推敲もなく延々と続いていくので、まぁ苦行なので注意。

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                 ',         _,∠ ̄ ̄`丶、      /ー'
            ___,∧      「.::/⌒ ー'⌒ヽ::.|       八
        ,.   ´    //ヽ      Ⅵ        Ⅳ      /⌒ヽ` ̄ ̄ 丶、
     _/     //   丶     ' l       l '     /,   ヽ \   ` ー─ 、
    /       //        \   ヽヽ.___ノ/  / /     \ \        ヽ
   ′       〈 〈         l \  ` ー──'′/   /      / /          .
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それにしてもこういう文章を書いてる時の自分のキモさは異常だと思う。



 
ヱヴァQの話なんやかや

それにしてもエヴァンゲリオンは難しい。 いまさら

何が難しいかというと、まず前提となる知識、その理解深度、前提となる設定、そしてその適用範囲、
それらが各人によって異なること。


だから当たり前のように語っていることが
人によってはイミフだったり、「それどこソースよ」ってなったり、すげぇズレてたり、今更すぎたり、
マジで大変なのだ。


例えば自分の場合、エヴァを理解するための「公式の教科書」のような存在は

・旧TVシリーズ
・旧劇場版
・エヴァ2


これプラス、

・貞本版エヴァ


くらいだと思っている。

(ちなみに自分は「アニマ」は知らないのだ にわかでスマぬ・・・)


これらで語られているそれぞれの設定を適宜都合よく混ぜあわせて、新劇への理解を深めるわけだ。

(Q以前なら新劇は単体でも楽しむことも出来ただろうけど、 )
(もうQは、旧劇知識がないと絶対置いてけぼりくらうようになってると思う)
(だって見てないと、カヲルくんのこととか意味わからんでしょ 多分)


そしてこれが本当に厄介だ。

人によっては貞エヴァを読んでないのは普通だろうし
エヴァ2の真相設定なんて、知ってる人は相当減りそうだ。 (人によっちゃ作業ゲーの極みだし)
そして自分も殆ど忘れている。


そして他世界のどの設定が、新劇でも「生き」で、
どの世界が「別物」なのかという「さじ加減」も、人それぞれなのだ。

(これがマジメンドクサイ)



とにかく自分のスタンスを言っておくと、

・新劇は旧劇のなんらかの延長だとは思っている。
・旧劇とエヴァ2の真相、設定を受け継いでいるものだと思っている。
 (ただ、旧劇の幾つかの設定はなくなっている)

・あと、貞エヴァの設定とかキャラは、ちょっとズレたもの、別人だと思っている。
 (ただ、貞エヴァは旧劇を理解するためにすごく分かりやすい教材でもあるのだ)


こんな感じ。

こんな感じで、旧劇からの設定を、「割と引き継いでいるもの」として、
自分は新劇を理解していこうと思っているのです。

やっぱり、新劇で出てきた設定単体「だけ」で理解しようとするのは、もはや無理だと思ってる。



新劇を理解するために前提知識がいる、ということはともかくとして、

次の問題は、その旧劇知識が却ってミスリードになってしまう場合もあることだ。


つまり
「旧劇にあったある設定が新劇で語られていない」という場合、

それは新劇ではなくなったと考えていいのか、
それとも、別に設定はあるけど単に語られていないだけなのか、
それとも、これから語られるのか。


このへんに関しては、個人で勝手に推測するしか無い。


例えば、今まで「新劇はEVAの魂設定なくなったかな?」とか言われてたりしたけど
やっぱり母親の霊が宿らせてあるっぽいことは分かってくるわけだ。


他にも
「新劇のアスカは母親のトラウマ設定なくなったかな?」とか言われてるけど
それは本当になくなったと決めつけていいことなのか、
こういうのも考えどころである。


母親との軋轢というと、リッちゃんもあるわけだけど、
新劇では赤木ナオコ博士の出番も永久になくなりそうだったりする。

そして、新劇では「MAGI」すら出てきてないらしい
(これを聞いた時、びっくりした)
(「居て当たり前」だと思っているものが自然にいなくなってると、なくなったことに気付けないのだ)


こういう変化から、
「新劇は旧劇のサドパクで心の補完が完了した人間達の話だからみんなトラウマがなくなってる」みたいな解釈を
できるようになるかもしれないけど、
そんなのはファンの深読みすぎるかもしれない。


難しい・・・難しい・・・



はい、以上が、前提の話

前提が長すぎだけど、これで最後にする。


ちなみに自分はエヴァ板とか、もう見に行ってない。
だから自分の話は、コアな人達からすれば雑魚もいいところだと思う。

いまさら誰もが通り過ぎた、当たり前のようなことを書き殴っているだけかもしれない。
「わかりきった事をクドクドと…」

むしろ思いっきりズレたことを書いてしまっているかもしれない。
(アダムスのことをアダムって書いてしまうのは癖だったり、旧劇の話だったり・・・)
(補完のことを補間って変換してるとこがあるかもしれない)


それでも、こんな話を残したくなってしまうのだ。
すまんことである。


というわけで、一ヶ月遅れで、Qについて思ったことを書き並べていきます。



◆カヲルくんの話

さて、自分は初見時の時の感想で
カヲルくんが自分のことを「第一使徒」だと言っていたことに随分と驚いていたけど、
今考えてみると「それは当然だな」と思えてきた。


カヲルくんがなんなのか、というとそれはもう
・肉体はアダムクローン
・魂はアダムのサルベージされた魂

という存在なワケですな。
(誕生日がセカンドインパクトと同じなのは、そういうこと)


「肉体はユイクリーン、魂はサルベージされたリリス」のレイの対のような存在。


魂がアダムなんだから、
そら、自分のことをアダム、つまり第一使徒だと思うのは当然だったのだ。
カヲルくん視点では、他の使徒は「全て自分の子供のような存在」に思えていたのですね。
そら、物知り顔のホモにもなるわけだ。


カヲルくんについて考えていると、
使徒の「ナンバリング法則」とか、「同時多発性」について気になってくる。


旧劇では、使徒が同時多発的に出現したことは無かったわけだ。 多分
(アダムとリリスだけは別) (「始原の存在」は最初からずーっと、居る)
(この2つは、他の使徒の母のような存在なのだから別にカウントするべきレベル)
(それ以外の白月側の使徒が2種類同時に展開したことは、一度もなかった)


このへんが、貞エヴァの変なところなのだ。
アラエル、アルミサエル戦時に、既にカヲルくんが同時に登場している。

じゃあ貞エヴァのカヲルくんが何か特別なのかというと、
そこはTV版と同じく、ただの「一使徒扱い」なのだから、本当に貞エヴァは歪だ。
(アルミがカヲルくんに歯向かったりね)



・・・貞エヴァは置いといて、とにかくまとめると、

・多分、白き月側の使徒は同時に一体しか存在できない。
 (その上で、黒月リリン側との生存競争をしている)

・これ以外に同時に存在できるのは、アダム、リリスという使徒を超えた存在だけ。 多分

・新劇では、序の時点でカヲルくんは起きていたわけだから、
 この時点でカヲルくんがただの一使徒ではないことが読み取れたワケだ。

・んで、カヲルくんは「身も心も」第一使徒アダムだったワケだ。


そんな感じのことが分かってきた。


こういう感じで整理していくと、
むしろ「旧劇や貞エヴァ版のカヲルくん」の方が、ズレてるように思えてきますね。

(アダムとリリスを勘違いするとか、アホすぎる) 
(お前のことだろーが) (漫画版じゃフォローされてたけど)
(今更、新劇でカヲルくんがリリンにそんなレベルでの騙され方をするわけがない、というのがよく分かる)



で、Qで起こったことを考えてみると、恐ろしいことをしてるってことに気づく。

まぁ、カヲルくんが言った通りである。
第一使徒が第13使徒に落とされたのだ。

このことが、ようやく言葉通りに理解できるようになってきた。


この辺のタイミングを、もう一度よく見ておさらいしたい。
あの辺りの流れがしっちゃかめっちゃかだから、時系列が未だによく分かってなくて、超難しいのだ。

第12使徒(もうアルミサエルと呼ぶ)の「発生」と「死に様」がわかりにくくてマジ混乱する。

・操作系が遮断 シンジの独断でエヴァ第13号機がMark.06から槍を抜く?

・Mark.09がMark.06の首をカマで切断する?

・Mark.06が第12使徒アルミサエルと化す?

・第13号機 目玉がぶっとぶ?

・擬似シン化形態を超えている?

・アルミのコアをエヴァ第13号機が抑えこむ?

・アルミ、胎児のような形に還元される?

・第13号機、アルミのコアを噛み潰し、殲滅する?

・カヲルくんが第13使徒に落とされる? DSSチョーカーパターン青?

・フォスパク発動?

神BGM The Wrath of God in All its Fury 発動!?



アルミは、バルディエルに近いイメージ。 潜伏させたり、乗っ取ったりする、侵食タイプ。
ゼーレが仕組んだのだろう。


槍で封印されていたアルミサエルを
このタイミングで起こしたのは黒波さんってことが分かる。
多分、黒波さんはゲンドウからそういう命令を与えられていたんだろう。


そして、12使徒アルミを殺すと、自動的にカヲルくんが13使徒になったわけだ。
なんか、そういう法則が見えてくる。



「母であるアダムを、タダの一使徒として処分する」、そんなゲンドウ(ゼーレ)の意図が見える。

神への裏切り行為ですな。
そしてそれを行うのが第13号機なわけだ。
ユダですわ。
ホント上手く出来てる


・・・このへんで限界なのでカヲルくんばなしは一旦終了。



◆Mark.06について

さて、ニートの大のお気に入り、「Mark.06」について考える。

Mark.06とはなんなのか。


「序」では、月にいた巨人である。 
リリスではねーだろうから、この時点でアダムスの一つだと分かる。

「破」では、そのアダムにそのまま装甲を被せて、Mark.06にしていた。

そして「エヴァである」ということは「魂がない」という事だと思う。
Mark.06とは、「アダムの抜け殻」のような存在だと分かる。 (アダムスの器)
(地下のリリスも抜け殻だし 本当に、カヲルとレイのような、対の存在だと思われた)



ところで、旧劇の設定では、エヴァは二種類あったわけだ。

「リリスベース」の機体と、「アダムベース」の機体

リリスベースは零号機と初号機。
アダムベースは弐号機と、それ以降ぜーんぶ、そう。

(だから、「弐号機以降のエヴァは全員血が青い」とか、そういう設定があればよかったんだけどねー)
(でもウナゲリオンは普通に血が赤いのだ) (そして新劇の使徒も血が赤い)
(BLOOD TYPE:BLUEとはなんだったのか)


聖書から言えば、本来「アダムから肋骨をとって作ったのがエヴァ」なわけだから
旧劇でアスカが弐号機を指して「世界初の本物のエヴァンゲリオンなのよ~」とか自慢するのは当然だと思う。


さてこの設定が、新劇ではどう変化しているか。


多分、
Mark.06こそが、「最初のアダムス系のエヴァ」なんだと思う。
(まさに「真のエヴァンゲリオン」
(だから、今回はアスカも2号機について調子こいたこと、言えない)


そして、Mark系と第13号機だけが「4段腹」なのは
肋骨を与えられた存在である、ということでも示しているのかと思う。


しかし、こう、
もしもMark.06が「魂の抜けたアダムスの一人」だというのなら、
その中にアダムの魂を持ったカヲルくんが乗り込むだけで、それはやべーんじゃねーか?
とか思ったりする。 


そして、第13号機も、おそらくアダムス系のEVAだろう。 (理由:4段腹だから)


・・・だから、カヲルくんが「第13号機の中で(タダの一使徒の)第13使徒に落とされた」ということが
重要なんじゃないか、みたいなことも思う。

アダムスと使徒の融合。

つまりフォスパクの原因は、これだったんじゃないか?


そしてそういうことを全部、ゲンドウが企んでたような感じがするのだ。

ぱねぇ。
さすがはシンジくんのお父様。



でも、フォスパクは回避される。 ニア・フォスパク?

「誰のおかげか分からないけど、フォースは止まったわ」
こんなセリフがあるけど
実際誰のおかげでフォスパクが止まったかっつったら、そら、ほぼカヲルくんのおかげですね。

首輪を自分につけたから。 リリンの罰の象徴、罪を背負ったから。


でも
カヲルくんがやったことは「自己犠牲」の極みのようにも見えるけど
その一方で「自殺」のようにも思える。  (キリスト教の最高の罪)
(まぁカヲルくんは自殺が出来ないからこそ、首輪をつけたワケだが)


このシナリオで「ユダ」は誰か?っつったら、カヲルくんであるような気もしてくる。
(13であるし)
(ユダも自殺をしたのだ)


・・・ああ、難しい。



◆シンジくんの話

カヲルくんの話が限界なので、いい加減に主人公の話をしよう。


Qの感想で一番多いのが
「シンジくん何も悪くねぇだろ!!」というヤツだと思う。

ニア・サードはともかく、サドパクは完全に悪くない。

それなのに世界全体がシンジくんを責めている。
まぁ、ひでぇ構図だと思う。


でも最近、「この構図が重要なんじゃないか」って思うようになってきた。


まぁナウシカとかデビルマンとか言ってるけど、
エヴァが一番下敷きにしてるのってキリスト教だと思う。 なんだかんだで。


キリストが何をしたかって言うと、
「神の子代表」として人類の罪をかぶって、贖罪して、処刑されたワケだ。

キリストが何か悪いことをしたかっていうと、何もしてない。 
むしろ「キリスト自体に罪がなかった」ってことが重要なんじゃないか。


ちなみに、キリストを「そのような状態」に導いたのがユダなのだから
ユダこそが、最強によくわかってる「神の使わした者」なのではないか
、みたいな考え方もある。


・・・てことを考えると
Qでシンジくんを「このような状態」に導いた「最強によく分かってる神の使者」っつったら、
やっぱりカヲルくんってことになるのですよ!!


(なんかこういうことを考えてると、自分で一人、勝手に感動したりするんだよね)
(これがエヴァの醍醐味ですわぁ・・・)

(というかんじで、 シンジ=キリスト カヲル=ユダ みたいな構図が見えてきた)
(ユダつったら印象悪いけど、そこは、新しい解釈で頼む)


やはりシンジくんは神の子代表なのだと思う。
神児くん。
罪児くん。

(もちろん、シンジくんが神の子だからって、ゲンドウが神ってことじゃないよ?)
(キリストだって大工の息子だけど、大工が神ではないでしょ?)


少年よ神話になれ。

何も悪くないけど、シンジくんは人類の罪を一身に受けて、神の前で贖罪しないといけない。
シンジくんの受難は必然で、これからも続くだろう。


まぁ実際、「これから人類が贖罪をすべきかどうか」ってのは別問題だと思う。
キリスト教では贖罪すべきなのだが、旧劇の結論はそうではなかった。


人類の罪を贖いたいのはゼーレの意図だろうし、
神の子代表をシンジくんにさせたいのはゲンドウとかの意図だろう。


だから、そんなのは打ち破られるべきなのだ。


どっちかというと、
「罪にまみれてでも生きて行け」というのがエヴァのテーマだと思う。

それは「ナウシカ」だってそうだし、
「巨神兵東京に現る」で林原のナレーションで言っていたことも、そういうことだと思うから。

「神の意図なんか無視して、ただ生きろ」


そういう共通テーマが、見えてくるではないか。


多分シンでも、シンジくんはひどい目に遭いながら生きていくのだ。



◆シンジくんの罪の話

さて、
「シンジくんがなんも悪くなかったとしても、シンジくんはイジメられるべきである」みたいな
ひでえ話をしたわけだけど、

今度は逆に、まじめに「シンジくんの罪」について考えてみようと思う。

この辺も、旧劇との繋がりが見えてくるんだよね。


TVシリーズの25話を改めて見ていると、気になったセリフがあった 
(このへんは、旧劇の心像を表しているわけだが)
「破滅を、死を。無への回帰を。あなた自身が望んだのよ。」


あと、破のサントラを見ていると、

初号機がシン化するときのBGM、ディスク二枚目のタイトルが
「Sin From Genesis」って、まんま書いてある。
自分は割とこういうのにシビれるのだ。

もう、あの時点で
あのシンジくんが前向きにレイを助けようとする行為が「罪」であると、
サントラの曲名の時点で分かっていたことだったのだ。


どうも、「人の望みを叶える状態のエヴァ(神?)の前で何かを望む」
そのことによって罪が生まれるような、そんな感じがしてくる。


旧劇ではシンジくんは、「無への回帰」を願った。 

「Komm, susser Tod」の歌詞を改めて考えてみる
「cos now all the guilt is mine」なーんて言っちゃってる。
やっぱりシンジくんは人類の罪を背負わされる運命にある気がする。
(こんなこと言ってると「甘き死はアスカの歌だよボユゲ」とか言われそうだけど、シラン)


一方
新劇ではシンジくんは、「世界がどうなったっていい」と考えてしまった。


これが、「罪」なのだろうか。


キリスト教的に考えるとやっぱり
・悪い姿勢は 利己的   Selfishness
・良い姿勢は 自己犠牲 Self-Sacrifice

だと思うのだ。


破の冒頭も冒頭、まさに「At The Very Beginning」という曲の歌詞にもSelfishnessは出ている。
これが、リリンの罪だろうか。(知恵の実の話もしたいのだが)


だが「自分がどうなってもいいから綾波を助けたい」
そう願ったシンジくんの姿勢は、旧劇よりかは「自己犠牲」に近い精神だと思うのだが、
それでも罪らしい。


・・・分からない。

今の自分がシンジくんの罪について考えると、大体このあたりで思考が止まる。


自力では分からんので自己犠牲についてウィキペドってみた。

自己犠牲とは『自分さえ我慢すれば良い』の裏返しでもある。

なるほど。 自己犠牲はちょっとずれると自己満足に近くなる。
自分さえどうなってもいいから綾波を助けたい。 
そのためなら世界なんかどうなってもいい。 

そう考えてしまったことが、やっぱり罪なのか。 なんとなく勝手に納得する。


・・・まぁどっちにせよどうしようもなかったと思うんだけどね。
あれ以外でどうやってゼル波さんを止めろと言うんだよ。


シンジくんに受難あれ。



◆エヴァのループ説ばなし

ところで「エヴァのループ説」の話とかもちゃんとしたほうがいいんだろうか。


自分の中で、そら、「旧劇の続きが新劇」ということにはなっているのだが、
改めて「なんでそうなんだよ」「どうしてそうなってるんだよ」ということを説明しろと言われたら、
結構困る気もする。


そら、根拠は山ほどある。

・SDAT
・月にかかっている血しぶき
・カヲルくんの言動、全て
・キャラや使徒達には、何かを学習したかのような「進歩」?がある
・Advance、Redo、:ll などの、ループを暗示させるタイトル 

・「エヴァは繰り返しの物語です」

等々・・・


でも、具体的に、
旧劇のラスト、あの、皆がLCLになった世界の後で、
何がどうなったら新劇の世界に時間軸がつながるのか? ということを考えると変な気分にもなる。


つながってるけど、つながってないような、
引き継いでるけど、引き継いでないような、変な感じ。


仮に、エヴァが単純な「ループモノ」だったとしよう。
(まどマギだの、ひぐらしだの、バタフライ・エフェクトだの)
(一言でループっつっても色んな世界観があるが)
(平行世界間の移動だったり、純粋に時間を戻したり)

まぁとにかく
ループモノであるなら、
「世界の時間が戻されるキッカケ」があるわけだ。

ほむほむが砂時計を戻すだの、
リカちゃまが殺されるだの、


そういうのは、エヴァにあったか?


・・・あったような気もする。
「 I wish that I could turn back time」


そして今回、Qで初めて示された新設定がある。
それがロンギヌスの槍の新設定なワケだ。

「エヴァが二本の槍を使うと、世界をリセットできるらしい?」
「そんなの初めて聞いたよ!」というような話を提示された。


元々ロンギヌスの槍がなんだったかというと、
単にリリスやアダムの活動を停止させるような「リセットキー」だったワケだ。

生命活動に対するリセット、デストルドーの象徴。

それが今回は、「世界に対するリセット能力」も持ったということだろうか。


そういえば旧劇でも、
初号機がいつの間にかロンギヌスの槍を「二本」手にしていましたね。
リリス用のロンギヌスはロストしていたはずなのに、ホントにいつの間にか、です。
(あの変が実は、旧劇でもよくわかってない所だったりする)



◆新劇はOn Your Markなのではないか説

しかしこう、「エヴァはループである」ということを考えていると
やっぱ何かに影響を受けたのか?ってことを邪推してしまう。 (庵野監督はそーいう人なので)


2007年の序の時点でループは示唆されまくっているわけなので
「エヴァがまどマギをパクった」とか言う人は助走を付けて念入りに屋上で前歯を殴るとして、
さてなんだろうかってことを考えていると、
やっぱり「ナウシカ」に行き着いてしまう。


さて、「エヴァはナウシカだナウシカだ!」と自分はつねづね言ってきたわけだが

「あの、墓所を滅ぼして事実上詰んでしまったナウシカ世界の人類は、実際あの後どう生きていくのか?」
「あのあと、ナウシカ世界はどうなるのか?」


一つの回答がある。

それが、やはり宮崎駿が作ったあのPV 『On Your Mark』である。

(おそらく)ナウシカ後の世界観、
なんだかんだで意外なほどに復興している人類、
一人の少女を救うために、何度も世界をループしながら努力する二人の青年の物語。

まぁそんな感じのPVなワケである。



・・・新劇は、これがやりたいんじゃないか?

エヴァの根っこがナウシカならば・・・
庵野の師匠が宮崎駿であるならば・・・
「ナウシカアフター」が「On Your Mark」であるならば・・・

「旧劇アフター」の新劇が「On Your Mark」となるのは、必然なのではないか。

(これに思い至った時、自分は勝手に鳥肌状態になったりするわけだが)


ていうかマジでこじつけではないと思ってるよ。

実際見てみれば分かるけど、
旧劇で「戦時がネルフ本部を蹂躙するシーン」あるけど、あれって完全にOn Your Markなんだよ。 ホント。
絶対影響は受けてるぞっと。



まぁそんな感じで自分のなかで決めつけは終了してしまったので次の段階へ行く。

「On Your Mark」の「ループモノとしての姿勢」を見てみる。

・あれがナウシカアフターであると、ハッキリ明示したりはしない
・世界の時間が戻るキッカケ・理由を、説明したりはしない
・なんとなく、何度も繰り返しながら、成功パターンへとにじり寄っていくのである



そういうサラッとした感覚。
新劇も、最終的にこんな感じの作りで終わるんじゃないかな、的な感覚になってくる。


自分は「ループだループだ」「ロンギヌスの槍で世界がリセットだ」などとほざいているけど、
別に最後まで「そういうギミック」が明らかにされない可能性だって高いと思ってる。


だって、そういう種明かしをする方がダサい気がしてくるからだ。

「ほむほむが時間を戻していましたとさ」
「リカちゃまが死ぬと時間が戻りますとさ」
だからなんだよ。


「破とQの時系列の繋がり方」に関しても、色々考察されてると思うけど
自分は「ループ肯定派」のくせに、そういうのにはあまり興味が無かったりする。


それは、こんな感覚だからなのだ。


なんだかんだで、「とにかくエンタメとして面白けりゃいい」とは思ってる。
Q? どう考えても超面白かったではないか。 ド畜生め。



◆永遠に一旦休憩

という感じなのだが、いい加減に疲れ果ててきた。


こんだけ書いてもまだまだなんだよ。 負け惜しみじゃなしに、全然書き足りない。


大体、いつも自分がしてるのは「大まかな話」すぎる。


大局的なストーリーの構造の話はするけど、
細かいシナリオの話は全然出来てないし、
実際の各キャラの心情とか、
各エヴァの細かい話は完全に抜け落ちている。


もう、ほんとに足りない。


◆各エヴァの話
主にMark系について

◆サントラの話
コーラスの歌詞とか曲名とかでも考察が捗りますね、という話

◆ゼーレと知恵の実と原罪の話
どうでもいいけど来年はへび年ですね

◆ゲンドウの話
新劇は、旧劇でうやむやの内に終わってしまった父子対決の話かもしれない

◆レイの話
ゴーストダビングの話
一人しか宿らない筈のリリスの魂
ぽか波さんは初号機の中でまだ生きているのに、人として生きている黒波さんとはなんぞや

◆神とアダムスと第一始祖民族の話
ウルトラマン



・・・
いくらなんでもこの辺はまだまだ必要だろ、ていうか語れるし、語って行きたい。


だが、その全てを記すにはあまりにも時間が足りない。


どんだけだよ
どんだけ情報量あるんだよ
このエヴァンゲリオンというシロモノはああああ!!!
ということを今更ながら思いつつ。 一旦終了。



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[ 2012/12/29 19:21 ] 痛感想文系 | TB(0) | CM(3)
アマテラスさま
ニート期間が長いのでは。
神の国、宇宙、太陽系、地球、日本、香川県、家族、何より自身のためになってる?

アマテラスさまもお困りです。そしてお母様も。
[ 2013/01/12 16:40 ] [ 編集 ]
はじめまして
Qが面白かったという方を見つけられて嬉しく思います。
世間では破は絶賛され、Qは酷評されている事が多いような気がしますが、私は序も破もQも好きです。

Qを破と比べて、戦闘シーンが駄目だとか、暗くなったとか、
QをEOEと比べて、エ口グロや狂気が足りないとか、
おっしゃられている方を、あちこちで見かけたのですが、
私はQはTV版の20~24話をベースに作られた思っています。

TV版の20~24話には、19話までの派手な戦闘も無く、
アスカ登場後のカラッとした明るさも感じられず、重苦しく終末感が漂っていた気がします。
私は19話までのエヴァも、それ以降も好きなのですが、
TVシリーズが放送していた頃に、前者と後者のファンがいがみ合ってたのを覚えています。
全体のファンとしては、一つの体を左右から引っ張り合ってるように見えて、いたたまれない気持ちでした。
破ファンと、Qファンの対立は、それを思い起こさせます。

Qというのは急とウルトラQをかけたと聞いたのですが、クエスチョンのQでもあったように思います。
とにかく、謎解きが面白くて仕方ありません、QのおかげでTVシリーズの頃の謎解き熱が復活したようです。

BLOOD TYPE:BLUEで思い出しましたが、ナウシカの王蟲や墓所の体液も青かったですね。
庵野監督はバイトでナウシカの巨神兵を描いた頃から、宮崎駿監督との浅からぬ縁があるらしいですね。
庵野監督は漫画版のナウシカの7巻がお気に入りだそうで、いい趣味をしていると思いました。

エヴァンゲリオン自体、オマージュの塊ですが、Qのオマージュは個人的にツボな物が多かったです。
インパクトという終末を起こすエヴァを思わせるような巨神兵、ナウシカの墓所の主のようになったゲンドウ、
ナディアのアトランティス人の生き残り説が増したゼーレ、ノーチラス号を思わせる戦艦でガイナ立ちをするミサト、
ネモ船長の声、そして、バベルの光のアレンジBGM、今も興奮が止まりません。

>「母であるアダムを、タダの一使徒として処分する」、そんなゲンドウ(ゼーレ)の意図が見える。
神への裏切り行為ですな。
そしてそれを行うのが第13号機なわけだ。
ユダですわ。
ホント上手く出来てる

確かに。
私にはティアマト(巨大綾波)を処分する、マルドゥク(第13号機)のようにも見えました。
マルドゥック(バビロンの主神)機関という名前、ネブカドネザル(バビロンの王)の鍵と来て、
四つの目に、四本の腕のマルドゥクを思わせる第13号機を見て、ついに来たか!と興奮していました。

神の子であるキリスト、同じく、主神エルの子バアル、マルドゥクもまた、バアルなので考えさせられます。
バアル以外にも、ホルス、タンムズ、ミトラなどの、神の子、死と再生の神、太陽の象徴、といった
キリストと類似する特徴を持った神は多いようです。

>(というかんじで、 シンジ=キリスト カヲル=ユダ みたいな構図が見えてきた)
(ユダつったら印象悪いけど、そこは、新しい解釈で頼む)

シンジ=キリストというのは私旧劇場版の時にも感じてました。
それに加え、OPでのルシファー的な羽を広げる初号機が、まさに悪魔と呼ばれ、
キリスト=ルシファー、救世主=破壊者、シト新生(死と新生)、破壊と創造を感じました。

>「罪にまみれてでも生きて行け」というのがエヴァのテーマだと思う。

それは「ナウシカ」だってそうだし、
「巨神兵東京に現る」で林原のナレーションで言っていたことも、そういうことだと思うから。

「神の意図なんか無視して、ただ生きろ」

同感です。
ナウシカのセリフに「ちがう いのちは闇の中のまたたく光だ!!」があり、
ゲド戦記に「ことばは沈黙に 光は闇に 生は死の中にこそあるものなれ」という言葉があるように、
共通したテーマを感じます。

ここのブログはナウシカとニーアのストーリーの類似を検索していて見つけました。
ナウシカも、ニーアも、ドラゴンズドグマも、好きな身としては、貴方のブログはとても心地良い物でした。

長文失礼しました。
[ 2013/04/27 02:31 ] [ 編集 ]
コメ返信
> 尻の谷のナウいシカ さん


すごいお名前ですねwww
そして、そんな名前なのに、コメントはガチですねw



> 世間では破は絶賛され、Qは酷評されている事が多いような気がしますが、私は序も破もQも好きです。


そうですね、旧劇も新劇も、序破Qも、全部大好きなのが一番勝ち組ですね。

Qは賛否両論というか、
新規ファンの人がポカーンと置いてけぼりくらってる感じですがしますね。

旧劇からのファンの人達は、大体「ああこれこれ」という感じで納得していると思うのですよ。



ただ、アマゾンで発送が遅れたからってレビューが炎上するのは酷いと思いましたねw
そういうのは、不当な酷評だと思います。



> TV版の20~24話には、19話までの派手な戦闘も無く、
> アスカ登場後のカラッとした明るさも感じられず、重苦しく終末感が漂っていた気がします。
> 私は19話までのエヴァも、それ以降も好きなのですが、
> TVシリーズが放送していた頃に、前者と後者のファンがいがみ合ってたのを覚えています。


自分もまさに、TV版の20話以降が好きなのですよ。 (中でも一番好きなのは22話です)

あらためてTV版を一気見してみると、
本当に20話からガクッとテイストが変えられてるのが分かります。 
分かりやすいくらいに鬱要素がジャブのように叩きこまれます。

最初、破→Qの変化はあまりに急なように思えましたが
これもまたTV版の流れを綺麗に追っているのだと感じますね。




> 確かに。
> 私にはティアマト(巨大綾波)を処分する、マルドゥク(第13号機)のようにも見えました。
> マルドゥック(バビロンの主神)機関という名前、ネブカドネザル(バビロンの王)の鍵と来て、
> 四つの目に、四本の腕のマルドゥクを思わせる第13号機を見て、ついに来たか!と興奮していました。

> 神の子であるキリスト、同じく、主神エルの子バアル、マルドゥクもまた、バアルなので考えさせられます。
> バアル以外にも、ホルス、タンムズ、ミトラなどの、神の子、死と再生の神、太陽の象徴、といった
> キリストと類似する特徴を持った神は多いようです。


やばいですw
自分はガチな宗教的解釈サッパリなのだと痛感させられます。

自分の中で「ティアマト」って言ったらFF8に出てきたバハムートのなりそこないみたいなドラゴンで、
「バアル」って言ったらディアブロ2の追加ボスでしたよw


でも調べてみると、
本当に第13号機はマルドゥク的な特徴を備えているのですね。

4つの腕、4つの目はすぐに分かりますが、
「4つの耳」 これもまた、目の後ろから伸びてる4本の光のラインが、多分「耳」なのでしょうねw


>『他の神々の2倍の力を持つ。』

こういうのを見ると、神話って結構中二病だなぁと感じますが、
そういう設定を「ダブルエントリー」という形で活かしているのは、本当に巧みなのだなぁと感心しますね。


ティアマトの倒し方も、
最初第12使徒に取り込まれたとこらへんが似ていますね。




今回、新劇では「マルドゥック機関」は出て来なかった気はしますが、
ベタニアベースの「マルドゥク計画」という単語が出ていた気がします。

旧劇でのマルドゥック機関は「ゲンドウが勝手にチルドレンを選ぶためのダミー組織」くらいの
オチだったと思いますが、新劇では「マルドゥク」がどういう扱いなのか気になりますね。

第13号機=マルドゥク=神 ならば、それ以上の格の神は居るのか?とか



> シンジ=キリストというのは私旧劇場版の時にも感じてました。
> それに加え、OPでのルシファー的な羽を広げる初号機が、まさに悪魔と呼ばれ、
> キリスト=ルシファー、救世主=破壊者、シト新生(死と新生)、破壊と創造を感じました。


やっぱり、初号機はルシファーですよね。

「エヴァンゲリオン初号機・・・まさに悪魔か」とか戦自さんにも言われてますし、

序で、初号機がラミエルに撃ちぬかれている時のBGMのタイトルが
まんま『Lucifer's Cry』なのですよね。

(でもあのシーンで泣き叫んでいたのはシンジくんなので、下手すりゃシンジくんがルシファー?w)



> ここのブログはナウシカとニーアのストーリーの類似を検索していて見つけました。
> ナウシカも、ニーアも、ドラゴンズドグマも、好きな身としては、貴方のブログはとても心地良い物でした。
> 長文失礼しました。


ありがとうございまする。

趣味が合いますかね。

思ったことをメタクソに書きなぐっている感じのブログですが
共感していただけるととても嬉しいです。

[ 2013/04/30 14:19 ] [ 編集 ]
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