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ニートが頑張るブログ TOP  >  痛感想文系 >  「GODZILLA 2014」についての感想

「GODZILLA 2014」についての感想

 
『GODZILLA ゴジラ』の感想文を書こうと思います。

ムートーさん

いや、こんなものは「すんばらしかったです」の一言でいいとは思うんだ。


最初にゴジラが咆哮するシーン、
最初にゴジラが熱線を吐くシーン、

それだけでなんかもう、泣きそうでした。 本当に。


でもやっぱりネットの他の反応とかに触れる度に
「お前は何を言っているんだ」という類のモノがあるので、
そういうのを見ていると、またなんか要らん事を色々書きたくなってくる。
・・・といういつもの症状なのです。

(つまり、糞が糞を呼ぶ糞文章です)
(そんでもって凄い長いです)



 

GODZILLA 2014 を見て思ったこと いろいろ

基本的にはとにかく良かったです。


ゴジラに尊厳がある
威圧感がある
大自然の脅威として描かれている

この辺は初代リスペクトですね。


そして人間サイドの無力さ。 (USA!USA!とは真逆すぎるくらい)
最終的に人間そっちのけで怪獣同士の戦いになり、勝手に決着が付き、
なんか満足してゴジラは海へ去っていく。

この辺はVSシリーズって感じですね。


そして敵怪獣の生態、パワーバランス。
人間と怪獣の関わり方。 
敵か味方か、破壊王なのかヒーローなのか、途中までは観客ですら分からない感じ。

この辺は平成ガメラシリーズって感じ。

(むしろミスリードが更に上手く効いていた)
(ガメラが人間の味方なのは、ある意味自明のことなのでね)

(トレーラーとか見てたら、街を破壊してるのはゴジラがやってることだと思っちゃうはず)
"Now I Am Become Death, The Destroyer of Worlds"とか言わせちゃったりして)
(でもむしろ被害のメインはムートーなんだよね)


・・・という感じで、
自分が愛する怪獣映画のエッセンスが見事に調和していて
最高の仕上がりだったと思うのです。


「災害の象徴としてのゴジラ」
「ヒーローとしてのゴジラ」が見事に両立していると思います。
すんばらしいことです。

(一方で、痴豚様は東宝チャンピオンまつりの頃のゴジラが復活した」という印象を持ったらしいです)
(人によってはヘドラを連想したり、ミレニアムを連想したり・・・)
(つまりこれは、「誰が見てもその人の一番好きなゴジラの一面が見える」という映し鏡になっているのかも)



以上、小学生並みの感想オワリ

これで良かった筈なのですが、気になるレビューがあります。


「ゴジラの出番が少なかった!駄作!」みたいなやつ。
いや本当にこういうことを言っている人達がいるのです。


確かに今回のゴジラ、登場している時間自体は少なかったかもしれない。
(いや後半十分だったと思うんだがなぁ)

だがそのことは何ら怪獣映画としての作品の評価を下げることに繋がらないと思うのです。 
むしろその逆。

怪獣映画には溜めの美学・焦らしの美学というモノがある。

いや、怪獣映画に限らない。 モンスターパニックモノでも、この美学は変わらない。

「エイリアン」1作目でエイリアンは前半殆ど出てこないし映らない。

「ジュラシックパーク」でも、前半にメインの恐竜たちは殆ど出てこないし映らない。
(冒頭でヴェロキラプトルが「音だけ」でしか存在を示さないという演出を二回もしつっこくやっている)

このような「焦らし」の演出は、別にケチっているからやっている訳ではないのだ。

(まぁ勿論、昔の映画なら予算との兼ね合いもあっただろう)
(「ジョーズ」でも1975年か。 ゴジラの歴史からすればまだまだ新しい映画に感じてしまう)
(だがジュラシックパーク以降の大作でもこの演出が重要視されてるのには、この焦らしにはそれ以上の意味があるからだ)


この一つの理由はカタルシスである。
まぁ当然。 溜めなくては開放のカタルシスはない。 
もし開かんと欲すれば
まずは 蓋をすべし!


ゴジラが吠えるだけで泣きそうになるってのはそういうことだ。


そしてもう一つは、日常・非日常のバランス、世界観の構築として重要だから。

この辺のことはパンフレットの解説にも書かれていたけど、
いきなり最初から最後まで怪獣の出番ばかりでは、非日常感しか無いワケです。
異常な情景を見慣れてしまって、ありがたみを感じなくなってくるのです。 胸焼けです。
(トランスフォーマーで延々とCGロボの戦闘見てても、凄い筈なのに飽きるでしょ?)


ましてや
この世界は、リブートの1作目なのだ。

「怪獣なんて居ない」とされている世界からの出発点であり、この現実世界と地続きの世界なのです。

だから、怪獣の出てこない日常パートは多くなる。
そこから、不穏な予兆を高めていく。
限界の限界まで溜めたところで、一気に開放する。

この辺の醍醐味も分かってないで、
「ゴジラの登場が遅い」だとか「ゴジラの出番が少ない」だとか言っている人は、ちょっと恥ずかしい。
(まぁ分かってていってるのなら、議論の余地だが)
(この映画、かなりの量をカットしているらしい)
(ノーカット版が出てから考えても遅くはない)

「こういう文句を垂れている日本のファンがいます」なんてことは、ギャレス監督の耳には入ってほしくない。まじで。
こうなってくると、もうどっちが怪獣先進国でどっちが怪獣後進国なんだかわかりゃしない。
向こうのほうが「怪獣映画の哲学」を正しく学んで吸収しているんだからね。


もちろんココで言ったように「溜めの美学」が重要なのは、
リブートの一作目だからこそ。

「怪獣が居ないとされている世界」でのファーストインパクトだから大切なのです。

「怪獣が既存の存在となってしまった」次回作以降では、この限りではない。

むしろ、戦争・お祭りを思う存分やってもいいのだ。

「エイリアン2」
「ロストワールド」

実際そうなってるでしょ?
(逆に、続編なのに渋りの演出をしすぎると、「エイリアン3」になります)

いきなり「ファイナル・ウォーズ」をやっていいわけではないのです。
あれは最終作だから許されるのです。


VSシリーズやミレニアムシリーズを見て育ってきた日本人が
そこでの怪獣観だけを想定して、 (つまり「最初っから怪獣がいるのが当たり前の世界」からの映画展開)
初代ゴジラを見もせずに、
「ゴジラの出番が少ない!遅い!」などと文句を言ってはお里が知れるのです。 
ホントにお恥ずかしいファンがいて申し訳ない。


他にも、

「今回のゴジラは核実験で巨大化してないからダメ!」だとか、

「今回のゴジラもミサイルでやられそうな気がするからダメ!」だとか、

「ゴジラが殆ど熱戦を吐かないからダメ!」だとか、

「ゴジラが最後に赤い熱戦を吐いてトドメを刺さなかったからダメ!」だとか、
(コレは特に意味不明) (それ通用するの3作だけじゃん)

本当に的はずれな批判をしている人達が実際にいるワケですが・・・


ところで
このような「ゴジラ映画はこうじゃなきゃいけない!」というのは
そのまま、その人が観てきたゴジラ映画の「見識の狭さ」を表しているのではないかと思うのですよ。


例えば↑さっきの
「ゴジラは核実験の影響で突然変異・巨大化した恐竜じゃなきゃダメ!」みたいな意見。

実はこれはもう、初代ゴジラの時点で当てはまりません
初代ゴジラは「水爆実験によって住処を追われて出てきた怪獣」であって、放射能で産まれたワケではないのです。


「やっぱりマグロ食ってるようなのはダメだな」という名ゼリフもあるワケですが。

「怪獣の食生は動物の延長じゃダメ」&「怪獣は普通のモノ食ってちゃダメ」という意見も分かりますが、
これにしたって、昭和のゴジラやラドンが「イルカとかクジラを食っている」という事実があります。
(イヤマテ、これも初代の「ゴジラ伝説」の時点で、ゴジラは魚食ってるんだよ! 呉爾羅 不漁の象徴
(だから鬼の首を取ったようにマグロマグロ言うのはちょっと違うと思うんだ)

ギャオスだって牛や人を食ってますしね。
そしてそのことがギャオスのリアリティや恐ろしさに繋がっている訳だし。

・・・
とにかく
こういう「怪獣映画かくあるべし」ということを論ずるときにはかなりの覚悟や背景知識が必要だし、
それを言うことで「自分の怪獣観の狭さ」を露呈しないように気をつけろってこと。

下手な批判をしてると足元掬われるってこと。


極論すれば、ゴジラは空を飛んでもいいし、尻尾でスライディングしてもいいし、シェーをしてもいいわけです。

(・・・いや、ダメか)


新しいモノに反発するだけが旧作ファンの仕事では無いのです。
(「カリオストロの城」が出た時に「こんなのルパンじゃない」って騒いでたルパンファンのことを想像すれば分かります)

「スタンダードを変えてしまうほどのパワーを持った新作」に出会った時に、反発しか出来ないのであれば、
後で引っ込みがつかなくなってとても寂しい思いをするってこと。


そのうえで今回のゴジラは、
今までの怪獣映画が培ってきた「お約束」のなかで
何を採用して何を捨てるか、その取捨選択をとても上手くやっていると思います。


でまぁ、そんな感じで今回のゴジラも色々と是非論が飛び交っているとは思います。

まぁエメゴジよりかは皆、概ね満足はしているとは思うけど、
なんというか、「好きだからこそ、あとちょっと!」というのが気になるんですかね。


色々GAIJINさんのレビューをサブテキスト的に並べてもいいのですが、
一つだけ、これだけ見といたらいいかな、的なのがあります。


↑このNC兄妹の喧嘩が面白い。
こういう議論に関しても、向こうのほうが進んでいると思う。

自分は左の兄貴寄りの立場です。
ていうかほぼ同じ意見です。

多分NCよりもこの兄貴の方がガチだし、ゴジラ映画も数多く見ているのだと思う。


多分、ゴジラ映画論っていうのは
ゴジラ映画をいっぱい見ている人のほうが、寛容になってしまうんだとは思います。

「人間パートが微妙だった?」
「そんなこと言い出したら、もっと酷いゴジラ映画は他にもあるしなぁ~」

ゴジラファンは、あらゆる点で↑これを言えてしまうからです。

つまりマイナス探しにはなりようがない。
いいとこ探しにしかならんのですよ。

全く、比較すべき作品が28作もあるとね!


というわけで、ここらで不快な是非論は終了。

大体みんな何を見てきたんだ?

紛れも無くゴジラ映画だっただろ?
何が不満なんだ。ド畜生め。

怪獣映画みてきたなら、怪獣について語りやがれ!

というワケで、怪獣についての話にシフトします。


◆ムートーさんについて

ムートーさん、好きですよ。
デザインも、設定も、好きです。

一方、AVGNはあまり気に入ってないようですね。
それはそれで理解できます。 それはAVGNがアメリカ人だからってのもあるでしょう。
(アメリカ人はああいう「多足のクリーチャー」に飽き飽きしているのでしょう)
(一方日本人は「二本足の怪獣」に飽き飽きしているので、むしろムートーさんには寛大な気がする)


ムートーさんのデザインは、
・顔はオルガ、
・顎はパシリムのオオタチ、
・全体像はギャオス、
・生態も、ゴジラとの関わり方もガメラとギャオス、 
・手足はクローバーフィールドのアイツ、
・能力はパシリムのレザーバッグ

・・・

という感じで、まぁこうやって分解してしまえば、
AVGNの言うとおり、オリジナリティ、ゴジラ怪獣らしさには欠けているかもしれません。


そして、「アメリカンクリーチャー然」としているかもしれません。
でも自分は、そこが好きなのですね。


まず顔が「オルガっぽい」というのも、狙っていると思うのですよ。 多分。

オルガというのは、「ゴジラ2000 ミレニアム」のアイツです。
それ即ち「ゴジラになろうとするエセゴジラ」であり、
「エメゴジに対する東宝からの意趣返しの象徴」のような怪獣であります。

そしてムートーさんの子作りの様子も、エメゴジを彷彿とさせましたね。


つまり、ムートーさんという存在は、
アメリカの象徴のように思えるのです。
(ムートーさんがワシ(=これもアメリカの象徴)をイメージしてるように見える気がするのは、穿ち過ぎでしょうか?)


一方のゴジラさんは、本家リスペクトしまくりって感じの
マッシブさです。 ごつすぎです。 やりすぎです。 最高です。
CGのくせに、中に人が入っているかのようなモーションを研究するという本末転倒っぷりです。


これはもう
デザイン的に、最初から明確に差をもたせているのではないか?
「日本の怪獣VSアメリカの怪獣」という構図を意図的に表しているのではないか?

つまりこれはミレニアムの再来である。

その上で、最後は日本のゴジラに花を持たせてくれているワケです。

・・・
とまぁそんな感じのことを考えれば、
「ムートーさんのデザインが東宝怪獣らしくねー」だとか
そういうのは吹き飛んで、結構愛せるようになると思うんですけどね。 どうですか? (歪んだ愛情でしょうか)
(言ってしまえば自分はエメゴジも嫌いじゃないんだよ。 ・・・デザインは ・・・敵怪獣としては)


ていうか本当にギャオスっぽいところが好きなのですよ。

太古から続くゴジラとの因縁の関係。

基本的にゴジラの方が優位だけど、
一旦繁殖を許してしまうと、一気にゴジラには勝ち目が無くなるところ。
(二対一で、あれだけ苦戦したんだからね)
(カバとハイエナみたいな関係性らしい)

この辺は、平成ガメラとギャオスの関係に酷似していると思います。


まぁ世の中には
「似てると腹を立てる人間」「似てたら喜ぶ人間」の二種類がいるワケでして、
単に自分が後者なだけなんですけどね。


◆ゴジラさんについて

今回のゴジラさんは、
変なところで倒れたり、寝たりしてた気がします。

「なんで勝ったのに寝るんだよ!」
「なんでそんなすぐに寝る!」


そういうところをネタにされたり、可愛がられたりもしているワケですが、
あれってひょっとして、「放射能熱線を吐くと消耗する」という設定になってるんじゃないかなと思いました。


だとすると、あの寝ちゃうタイミングにも合点がいく。
なにより、今回のゴジラさんが、あんまり熱戦を吐かなかったのにも説明が行きます。


そしてこれはとてもいい設定変異だと思う。

だって今までのゴジラは熱線打ち放題だったから、
「最初からそれ撃てよ感」、
「接近せずにそればっか撃ってろよ感」
のある戦闘が、結構多いのです。

例えばビオランテとかね。
今思うとビオランテとかには全然苦戦する必要が無いわけです。
触手攻撃も全部熱線で断ち切れてたし、
あんな動けない奴、遠距離から熱線撃ってるだけでノーダメで勝てそうです。


そこんところで、
「熱戦を撃つと疲れる・寝ちゃう」
「ここぞというところでしか熱戦を撃てない」

という設定が明らかになれば、戦闘に緊張感が出ますね。

必殺技に重みが出たわけです。 「スペシウム光線最初から撃ってろよ」は通用しないワケです。

これは、
ガメラ2の時点では「ウルティメイトプラズマ最初から撃ってろよ」だったのが、
ガメラ3で設定が明らかになることで合点がいく感じにも似ています。
(マナを使っちゃうとギャオスが増えちゃうから、そうそうは撃てないよねーと)


ていうか、
だからこそ最後の決着で、メスムートーに
「肩トン」してからの
「口移し放射能熱線」
をしたのが必然的かっこよさとなるワケですね。

「絶対に外しちゃいけない熱線」だからこそ、ゴジラさんはあそこまで念入りな方法でトドメを刺したのでしょう。


◆ゴジラ対人間について

今回のゴジラさんはどの程度の強さなのでしょう。
いわゆる「無敵」ではなさそうです。

ゴールデンゲートブリッジでの戦闘では、
なんかミサイルが素で結構効いてそうでしたね。

(まぁ、F18のミサイル12発で死ぬなんてことはないだろうけど)


となると今回のゴジラにおいて
ムートーさんの電磁パルス能力は、むしろゴジラさんを人間の手から守る役目にしかなってない気もしてきます。
(だってムートーさんがゴジラと戦う場合において、電磁パルスなんて全然役に立ってないんだから)


すると気になるのは、次回作以降の対人展開です。

ムートーさん不在の状態で、
ゴジラさんは人間からどのような扱いを受けるのかが気になりますね。

「ゴジラさんを倒そうとする人間の派閥」などは当然いるでしょうから、
そういうのから攻撃を受けるかもしれません。


ミサイル攻撃を素で受けると、今回のゴジラさんはどうなってしまうのか??

(ますますガメラじみて来ますね)
(芹沢博士がますます山根博士じみたことを言うようにもなるでしょう)


そして今回、人間サイドは完全に後手後手でしたが、
これからはそうではありません。 
新兵器とかいっぱい開発していって欲しいですね。
Gフォースですよ。 メーサー車ですよ。 スーパーXですよ。 メカゴジラですよ!


◆次回作について

という感じで、
もう気が早いことですが、次回作についての期待の話。


というか、もう続編が作られることは決定しているようで、
モスラ・ラドン・キングギドラが出てくるかもしれないみたいですね。 
(なんか空飛ぶ怪獣ばっかだな・・・ ムートー夫婦にあれだけ苦戦したゴジラさん大丈夫か?)

はい、お祭りです。
続編で一気に「三大怪獣 地球最大の決戦」をやるとは凄いことですね。


ここで一応気にしておくべきこと。

モスラもラドンも、実は元々は「生粋のゴジラ怪獣」では無かったということです。

この2体の怪獣は、元々ピンで新怪獣として映画に登場しており、
そこで人気怪獣であったことから、スピンアウトしてゴジラにも登場したワケです。


つまりなんというか、モスラもラドンも、一応は「既知の存在」であり、
独自の生態系、独自の成り立ちを「既に説明された怪獣」であったのですね。
(モスラはさらに「モスゴジ」というクッションも挟んでいるので、完全に説明不要!)

だから、
「三大怪獣 地球最大の決戦」において
純粋に「新怪獣!」といえるのはキングギドラだけだったワケです。

そしてキングギドラは、「隕石からやってきた宇宙怪獣」ということでした。


はい把握終了。


つまりなにが言いたいのかというと、

当時の東宝映画の状況で「地球最大の決戦」をやるのと、
今のギャレスゴジラにおいて「地球最大の決戦」をやるのとでは
土壌というか前提がずいぶん違っているということ。



しっかりとした世界観を構築しているギャレスゴジラにおいて、
新規の怪獣を一気に3体も追加するのは脚本的に結構大変な気がするんだけど、どうなるんでしょうね。
だってムートーさんの説明にあれだけかけたんだから。


「過去から実は存在していた怪獣」としてモスラやラドンを登場させるなら、
やはり彼らの生態・生い立ち・成長過程・・・それだけの設定と、その説明が必要です。

(とくにラドンは、「プテラノドンの生き残り」という設定にしないと原作信者が怒りそうだ)
(しかし今更、プテラノドンが生き残ってたなんて出来るだろうか? いや、別にもういいかその辺は)


「外部から突然あらわれた新怪獣」としてキングギドラを登場させるなら、
やはり宇宙怪獣としてやるのが定石です。
これを今マジにやるなら、レギオン並の緻密な設定が必要な気もします。 
それも大変そうであり、見どころですね。


自分は怪獣の乱闘よりも、むしろこういうことが気になってしまう性質なのです。
この難問をどうさばくのか。

一つの回答としては、オカルト・神話設定にしてしまうという方法。
つまりGMKです。 まぁこれはやっちゃダメですね。


という感じで大体書くこともこなれてきました。

とにかく基本ベタ褒めでいいと思うんですが、
まぁ不満点というか、音楽に関してだけは「伊福部昭に敵うことはないな」という感じはしましたね。

(でもこれは「不満」とはちょっとニュアンスが違うな)
(だって心のどこかで嬉しいんだからね)


音楽が印象に残ったところはヘイロー降下するシーンくらいだった気がします。
あそこだけはすっごく恐ろしくて良かったです。


スタッフロールも音楽的に印象に残りませんでしたね。
そういう意味じゃ、パシリムなどはズルい。 あのテーマ曲が流れりゃー全てが許せてしまいます。
終わりよければ全てよしです。

音楽というかテーマ曲にはそういう「ズルさ」がある。


はぁぁ、あれでゴジラのテーマとか伊福部マーチが流れれば鬼に金棒なのになぁ。
(MADで補完する人多そう)
こんな感じで)
(でもこれは特殊な例だ。 だって大谷幸は大谷幸で最高なんだから)


あとはなんじゃろか。 怪獣映画の行く末を憂ってみる。


レジェンダリー・ピクチャーズさんは、
パシリムにゴジラと、趣味全開の映画を好きに作って成功させて、スンバラシイことですね。 羨ましい。
「向こうの怪獣」の未来は明るいように思えます。


じゃあ日本はどうなのかってこと。

今年はゴジラ生誕60周年でした。
来年はガメラ生誕50周年ですよ? 何かないんですか!?
(なんか都市伝説程度に「復活の噂」を聞くんだけど)


「怪獣映画はまだまだエンタメの最前線に立ちうる」ということを証明してくれている今だからこそ、
日本にも頑張って欲しいところなんだけど、
これだけ向こうに上手いこと怪獣をやられてしまうと、型なしというか
今更日本がゴジラやガメラで何かやろうとしたところで、
「ミレニアム」とか「小さき勇者」程度のことしか出来ないんじゃないか?という諦めがありますね。
(黙って樋口監督の「進撃の巨人」の映画版でも見てろってことでしょうか?)

はぁぁ。
なんか寂しいですね。

向こうが上手くやればやるほど、嬉しいと同時に寂しいです。


とにかく日本がなんかやるなら、特撮技術に固執してほしかったりはします。


今回のゴジラ、メイキングの動画もyoutubeとかでいっぱい見れるけど、
どれもこれも人間が何もない所を見て演技してるようなやつばっかで、つまらないです。


こういうメイキングに関しては、昔の特撮映画の方が面白いんですよね。
(ホントにバブリー! この時代のNGは本当のNG! CG映画じゃ考えられない)


最近の映画のメイキングは「凄い」だけで、「面白い」とは違うと思う。


まぁそんな感じで、このまとまりのない糞文もようやく終了。


とにかく言いたいことは
ゴジラ∩(・ω・)∩ばんじゃーい ということでした。


関連記事
[ 2014/08/02 19:56 ] 痛感想文系 | TB(0) | CM(11)
空港で真正面からの咆哮でよっしゃあ!
中華街でもよっしゃあ! あの提灯のひも邪魔だなと思ったら音圧でちぎれて最高です。
あと背びれがニョンニョンニョンって光ってやっと、やっと吐いたー!
童心に返って観ることができました。

期待持たせて、持たせて、裏切らない映像をきちんと出してくれるのが素晴らしいです。

ゴジラもムートーも、重要キャラのいる船や橋は丁寧にくぐっていたのにほっこりしました。

もっと電磁パルスがんばって、プロペラ機で核弾頭運ぶような展開を期待してましたが、なかった。というかあの能力は古代どう使っていたんでしょう……。

ヘイロー降下のとこは既存曲でしたね。デスプラさんも大好きです。

事情は知りませんが、いい映画を一本撮った(だけとは言いませんが)人をこんな大作の監督にしちゃうのもすごい。
[ 2014/08/02 21:54 ] [ 編集 ]
メカゴジラとかでてくるんでしょうかね(笑)
[ 2014/08/03 02:08 ] [ 編集 ]
コメント返信
> イル さん


> 中華街でもよっしゃあ! あの提灯のひも邪魔だなと思ったら音圧でちぎれて最高です。

3Dで見てたので提灯の存在感凄かったです。
なんなのでしょうあの提灯押しw



> もっと電磁パルスがんばって、プロペラ機で核弾頭運ぶような展開を期待してましたが、なかった。というかあの能力は古代どう使っていたんでしょう……。


電磁パルスで心臓麻痺とか起こさせてもいいとは思うんですけどね。


そういえば、
「ムートーさんは電磁パルスで全身をコーティングしているから放射能熱線が通りにくいのではないか」
みたいな考察を目にしました。

ゴジラさんが口移しをやった理由は、そんなところにもあるのかもしれません。



> 事情は知りませんが、いい映画を一本撮った(だけとは言いませんが)人をこんな大作の監督にしちゃうのもすごい。

どんな人なんだろと思ってウィキペディアにギャレス監督の経歴を調べに言ったら、
その短さに驚きますねw
いきなりすごいことさせますよね。
これもアメリカンドリームってやつなのでしょうか。

[ 2014/08/08 09:16 ] [ 編集 ]
コメント返信
> クルス さん


自分的にもメカゴジラ展開はやって欲しいですね。

まぁパシリムと被ってるような気もするのですがw



今は一応ギャレスゴジラは
真面目で現実路線な世界観だと思いますが、

まぁそこはゴジラなので

未来人とか、
地底人とか、
宇宙人とか、
ロボとか、

どんどん出てきてくれてもいいと思います。

どんどんエスカレートしていって、
大真面目に大馬鹿をやって欲しいですね。

[ 2014/08/08 09:22 ] [ 編集 ]
感想
面白かったですねー。
人間の視点から怪獣を見るとこうなるっていうのは新しい発見でした。

戦闘シーンは本当にいいところで視点が変わったり、テレビ映像にやってたりするんで、
ものたりねー!って言う人の気持ちもわかるっす。
あとムートかわいい。キスするところで愛着沸いちゃって卵焼かれるシーンが可哀想でしたもん。
[ 2014/08/13 23:12 ] [ 編集 ]
Re: 感想
> zirai さん

お久しぶりです。
そういやゴジラのゲームがPS3で出るらしいですね。
なんか今回のギャレスゴジラも参戦するみたいです。


> あとムートかわいい。キスするところで愛着沸いちゃって卵焼かれるシーンが可哀想でしたもん。

ほんとに家族愛を主軸にした映画でしたねw (怪獣の)

エメゴジの卵が焼かれてもあれは無性生殖なのであんま可哀想だと思わなかったけど、
今回のムートーさんの愛の結晶がガソリンで全焼したのにはなんか同情しちゃいますよね。


ムートーさんは
平成ガメラにおけるギャオスのような位置づけで、今後のシリーズにも出てきて欲しいと思います。

「あのムートーが、最後の二匹とは思えない」

[ 2014/08/26 14:46 ] [ 編集 ]
テレビでやってたから検索していたらここが出たけど
やっぱ映画のタイトルでググるのはやめた方がいいなと実感した(小並感)
評論家の真似事してドヤ顔してるようなサイトやブログが大量に引っかかって不快な気分になったんだよなぁ・・・
[ 2015/09/25 23:13 ] [ 編集 ]
コメント返信
> 名無しさん


どうもスイマセンですね。
普段なら無視してるコメントですが相手してみます。


でもですね、
自分に言わせりゃ淫夢語使ってるコメントにやはり碌なのは居ないなとも実感するのですよ。




が、今更ゴジラかなんかでググッてこんな糞ブログが引っかかるというのがそもそも
世の中間ぜんたい違っているんじゃないのでしょうか?


ただの個人の感想ですよ。

映画みりゃなにか発散したくなる
それを書いて公開したらいかんのか?ともふんぞり返れる訳ですよ。



それをうまく叩く語彙がないから
「評論家の真似事してドヤ顔してるようなサイト」みたいな定形のような言葉でしか括れないのでしょうが。




で、問題は個人の撒き散らす感想がなぜか天下のグーグル様に引っかかって
こういうコメントを残すような人の目にも止められて
碌でもない衝突が起こるのか、ってことですよ。


ところで
この記事に文句が言いたいってことは
あなたはギャレゴジを叩きたくて、そういう感想文検索した人でしょうか?




本当にダメなのは何ですか?


ギャレゴジですか?

ブログ文化ですか?

糞ブログ主ですか?

グーグル様ですか?

それともそのシステムの中で、糞コメントを残すしかできない人ですか?


本当に誰を責めるべきか考えましょう。

[ 2015/10/01 15:44 ] [ 編集 ]
わたしも今回のゴジラ好きですよ。
平成みたいに無尽蔵に熱線を撃たず、痛みを感じさせ滑稽にならない野生動物(熊など)を参考にしたらしい格闘戦など、リアルな生物感が堪らないです。

そうそう。今回のゴジラ、小説版や前日譚コミックスなど、映画内では描かれていない事柄が多い様ですね。
度重なる核攻撃によりゴジラの生命力が強化され、皮膚は黒く硬く甲殻化された(最初の頃は一応ミサイルで傷は付いたらしい)等、人類の愚かさがより強調されているとか。
まあ、この辺の設定も昭和二代目みたいに二匹目からは適応外で最初から一匹目と同じ姿でしょうがw
あとは、MUTOが個体間の遠距離会話に使ってた電磁パルスの影響で、ゴジラの生体原子炉が不安定になり弱体化していたとか。
小説版では電磁パルスでアトミックブレスをキャンセルさせたりしているらしいですよ。
[ 2016/04/09 10:46 ] [ 編集 ]
コメント返信
> 通りすがり さん


> そうそう。今回のゴジラ、小説版や前日譚コミックスなど、映画内では描かれていない事柄が多い様ですね。

漫画があるのですか。それは興味深いですね。
(なぜかゴジラのアメコミというとバスケやってるイメージがありますw)

日本だとそういうのどうやって読んだらいいのやら、という感じはありますが。


> あとは、MUTOが個体間の遠距離会話に使ってた電磁パルスの影響で、ゴジラの生体原子炉が不安定になり弱体化していたとか。
> 小説版では電磁パルスでアトミックブレスをキャンセルさせたりしているらしいですよ。

キャンセル!それはなんかアツいですね。
電磁パルスにも
ゴジラにメタはれるほどの意味があったのですね。

強いMUTOさんもみたいものです。

[ 2016/04/09 17:28 ] [ 編集 ]
初代とシンゴジとこのゴジラだけ見ました。感想としてはこのゴジラは途中で寝落ちしました。溜めはわかるんですがドラマ部分がとにかくつまらない。ニュース仕立てにし、最後の部分だけリポーターの目線で怪獣合戦を見るだけで十分な気がします。シンゴジと比べるのは酷ですが夜の怪獣合戦やめろ。明るい中正面から撮って欲しかったですね。
[ 2017/06/05 16:24 ] [ 編集 ]
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